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12月08日-02号

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  1. 矢祭町議会 2021-12-08
    12月08日-02号


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    令和 3年 12月 定例会(第7回)          令和3年第7回矢祭町議会定例会会議録議事日程(第2号)                    令和3年12月8日(水)午前10時開議日程第1 一般質問---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(10名)     1番  藤井隆治君      2番  片野一也君     3番  大森泰幸君      4番  藤田玄夫君     5番  本多勇也君      6番  郡司浩子君     7番  鈴木正美君      8番  鈴木 一君     9番  鈴木敏男君     10番  緑川裕之君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長         佐川正一郎君  副町長        大串 肇君  自立総務課長     鈴木直人君   町民福祉課長     大森秀一君  事業課長       古市 賢君   教育課長       高橋竜一君  会計管理者      菊池基之君   代表監査委員     鈴木邦美---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長     増子智巳    会計年度任用職員   星 優香 △開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席議員は10人です。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田玄夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田玄夫君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。 傍聴人の方々に申し上げます。 矢祭町議会傍聴規則では、録音機、カメラ、ビデオ等の撮影は禁止になっております。また、スマートフォン、携帯電話をお持ちの方は、電源をお切りになるか、マナーモードに切り替えて、静粛を保ち、傍聴されますようお願いいたします。 鈴木邦美代表監査委員の出席をいただいております。よろしくお願いいたします。 本日も報道機関等に議場での写真撮影を許可しておりますので、ご了承願います。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(藤田玄夫君) 日程第1、一般質問を行います。 一般質問については、持ち時間がなくなりましたらば、直ちに質問を終了願います。 また、執行部の答弁については、時間制限の関係から、簡潔明瞭にして的確に答弁をお願いします。 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。---------------------------------------藤井隆治君 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君、登壇願います。 持ち時間は60分です。11時2分までです。     〔1番 藤井隆治君登壇〕 ◆1番(藤井隆治君) 1番、藤井隆治です。よろしくお願いします。 それでは、通告に従い質問に入らせていただきます。 まず、教育長職務代理者の待遇についてというところでございます。 6月に教育長が辞職して以来、職務代理者が対応に当たっております。非常勤であるにもかかわらず、必要な行事には全て出席されておりますが、教育部門の中心にいるわけではありません。個人の仕事がある上にボランティアで教育組織の主軸となるのは大変であると思います。実際に、業務外の時間でも無報酬でたくさんの活動をしております。 ここで、教育長職務代理者の報酬と教育長の報酬をお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 教育長職務代理者としての報酬につきましては、特に定められておりませんので、矢祭町特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例第2条に定められております教育委員会委員としての報酬、年額13万8,400円をお支払いをしているというような状況でございます。 また、教育長の報酬でございますが、こちらは矢祭町長等の給与及び旅費に関する条例第2条に定められておりまして、月額52万3,000円となっております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 教育長不在の今は、通常の職務代理者とは全く状況が違いますので、教育長に事故があるときには、名前だけでなくそれなりの待遇も必要ではないかと考えるのですが、このままでよいとお考えなのか、お伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員のご質問ということで、本町の職務代理者が鈴木秀典君が今、代理しているということで、非常に教育関係でも皆様にはご迷惑をおかけしているということは私のほうも考えながら、これからの人事でもしっかり対応していきたいと思いますが、今の質問では、全て代理者が責任を負うというようなことではなく、今、規則では教育長が不在の時の権限というのは教育課長が責任を持つということも規則で定められておりますので、事務執行に困難なときでも職務代理という立場の者よりは、教育課長が全責任を持って職務を遂行するという規則になっておりますので、待遇等は考えてはおりません。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。
    ◆1番(藤井隆治君) それで、事前に調べたところ、報酬を改正するためには条例の改正が必要だというふうに伺ったんですね。今の職務代理者には当然間に合わないと思うんですけれども、その次にまた教育長が決まったときに職務代理者が当然出てくることで、通常、職務代理者の場合には一般の教育委員と同じでも大丈夫だとは思うんですけれども、やはり事故があって教育長と同じような仕事をするような場合には、何とかしてもらえれば……。 本人とかも、私もそうだったんですが、実際にはお金が欲しくてやっている職業ではないですけれども、経費がやはりかかるんですね。今回も、例えばいろいろ体育行事なんかにも飲み物持参して、会場に自分の車で行ってというのが全ての会場で見受けているので。私らは自分の趣味で見に行って応援しに行っているので全然構わないんですが、あの場合には、スーツを着てその立場として行っているので、ちょっとかわいそうだなと思っているところで。本人は、「いやそんなことないですよ。全然いいですよ。」とは言うんですけれど、何とか、もうワンランクでもなんか上げていただけないかなというところなんですけれども。 その条例を変更しないといけないというところに関しては今後どのようなお考えか。町の執行部はお考えでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の質問の中にも、職務代理者としての職務を理解していただいている上にお願いしておりますのが、今の現状でありますので、改正等は考えてはおりません。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 条例の改定というのは、以前にも伺いましたがなかなか難しいというところではありますが、そうなるとなる人がなかなかいなくなってしまうと。お願いしても、いや、と断られて探すほうが今度また大変になってしまうので、そうなってくると、また今回の教育長を探している話と同じくなってくるので、やはりある程度の予算を確保しないと、なる人がなりにくくなってしまうと。 また、一般的な、町民から聞かれる話は、お金がある人しかできないという話になってきてしまうので、何とか一般の人でもなりやすくなるような環境を整備していただきたいと思いますので、検討課題に入れていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 次に、教育長の選任についてに入ります。 教育長の職務代理者が今度、例えば具合が悪くなっただの、都合で辞めますというときに、教育長職務代理者に事故が起きた場合に、今度は代理者というポジションが欠員になってしまうので、一般の委員のみの運営になってしまうんですよね。その場合に権限のおおよそが教育課長に移ってしまう。その辺は分かるんですけれども、そうすると教育委員会の委員としての機能がうまく今度は働かないと思うんですよ。 それで、実際に今現在、教育長がいないというだけで学校側では様々な問題が起きているということを伺っております。これは絶対に名前を明かさないでねという条件で、いろいろな人からの情報を聞いているんですけれども、実際には下の先生が校長なり教頭なりにいろいろ提案しても、やはり全責任を校長が負わなければならない立場になっているので、教育長がいないので。そうなってくると、今度校長先生がなかなか判断できないところがたくさんあって、下の者がこうしてほしいと言ってもなかなか許可してもらえないと、認められないと。校長命令なり園長命令で駄目だ、やらないという方向になってしまって、何も前進しないと。 今、トラブルがいろいろあって、先生方が相談してもなかなかうまくいかない。それを教育委員会に相談したくても、教育委員会で相談する相手がいないということで、子供たちの権利として今、何かトラブルがあった場合には学校に来なくてもいいですよというふうな逃げ場はあるんですけれども、先生の場合には何かトラブルがあって、当然会社の中でも嫌な上司とかは当然いるでしょうけれども、そうなった場合には先生も辞めざるを得ない。辞めるという選択肢になってしまうので、そうなってくると今度先生が足りなくなってしまうと。それで、クラスなんか持っている先生だと、やはり責任感があって何とか3月まで、3月までと思って頑張っている先生もおられるようなんですが、そういうのを先輩の先生方が聞いて、何とか何とかとこうなだめているようなんですけれども。 それでもやっぱりもう辞めたいという先生もたくさんいるような、それが今、もう矢祭町のこども園なり小学校、中学校の職員室内で現に起きていることなので、なかなか教育委員会の課長さんたちにはどこまで耳に入ってくるか分からないですけれど、私らの場合には、やっぱり一般の声として入ってくるので。 そしてそれが今度は、先生がそういうトラブルがあると、当然先生も上の校長先生に言えなくなると、生徒に目が向いてしまうと。弱い者に目が向いてしまうので、そうすると、その言われた子供はまた弱い生徒に行ってしまうので、という目に見えないいじめの連鎖がずっと起こってしまうというところで。いじめの把握件数が例えば今のところ確認されていませんというのは、それは確認していないだけで、実際にゼロなんていうことは絶対あり得ないので。なので、そこら辺が、教育長がいないだけで随分、先生たちの気持ちの面の逃げ場というところがあるようなんですよ。 それで、そういう各種、学校の職員室で起きているトラブルに対する対応をしてくれる教育長がやはり必要なんですね。やはり、型にはまった教育長ではなくて、柔軟に一般の生徒、保護者の目線で対応してくれる教育長を一般の家庭の方は望んでいるので、この辺の人事案件に関してはすごく、やはり大変で、もう半年も当然決まっていないわけなので大変でしょうけれども、これは3月までに決まる予定なのかどうなのか、いろいろもうある程度目星がついているのか。これは多分言えないことだと思うんですけれど、実際には決まるまで言っちゃ駄目だよと口止めもされているんですけれど、みんな知りたがっているんですよ、現場のサイドとしては。教育長どうなっているのということなので、何かその辺で言えることがあれば、お答えいただければと思うんですが。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、藤井議員のご質問、大変教育関係にはご迷惑をかけているというのも重々私も承知はしております。今、選任中というか、そういったもので今人選もしていますので、早く安心感のあるような教育環境を整備していきたいとは思っております。 また、質問の中で、学校内で様々な問題が起きているということも、今の藤井議員の指摘がありましたが、今後、情報を収集しながら対処していきたいと思います。教育長が不在のときというのは、やっぱり先ほど申したように常勤である教育課長が責任を負うということになっておりますので、条例、規定の中で。そういった形で、教育長の不在のときの教育環境のほうもご理解をしていただきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それで、教育委員会なども定期的に学校訪問なんかもするんですけれども、実際に学校訪問に行ったときには、みんな静かにきちんとしていなさいという先生の指導の下、黙って真面目に授業を受けている姿しか見受けられないので。実際にはもう学級崩壊しているクラスもあるということなので。先生の言うことを聞かない、それで、先生じゃなくて校長先生が言っても、今度パワハラ扱いになって、生徒からパワハラ扱いされると先生も何も言えないという状況なので、非常に先生もやりにくい。先生という職業を辞めたいというような環境なので、もう本当、町長だけではなくて教育課長とかも抜き打ちで学校訪問などしてもらって、ガヤガヤしているクラスなどの状況を確認してもらって、そういうのが必要かと思うので、よろしく対応いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいま議員からご指摘のありました学校の現状についての把握でございますが、現在も指導主事が毎日、小中学校、園のほう回りまして、おおむねどういう状況かというようなことについて把握することについては努めております。その中で、いろいろ問題があるということも聞いておりますので、そういった問題にどのように対処していくかということについては、恒常的に検討していくということに努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) その中で、園長先生とか校長だけの話を聞くんでなくて、一般の先生の話も耳を傾けてぜひ聞いていただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ご指摘のように、校長等々と話をするだけじゃなく、指導主事、各クラスのほう、児童・生徒にも関わりながら入るような、そういった関わり方をするように努めておりますので、幅広く情報収集できるように努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 全ては子供たちのため、矢祭町を次の時代背負っていく子供たちのためですので、よろしくお願いしたいと思います。 それでは、次の町工業と人口減少対策についてという項目になります。 今、経済の低迷期ではありますけれども、近い未来に必ず低迷期から脱出して、日常の生活が戻ってくることと思います。ただ、今また新たなオミクロン株とかが出てきたものですから、またその日常生活に戻るためには、少しまた日数がかかるかと思うんですけれども、それを見越して、大企業というのは都心を離れて地方で営業する流れも始まっているわけなんですけれども、それで、当然やはり東京に近いというのは一番の魅力なので、都心から近くて安くて平らな土地のほうが利用価値が高いので、企業はそちらを優先して探しております。幸いにも、矢祭町というのは関東と隣接しており、常磐道へのアクセスもこれからよくなることから、北関東地区は大変都会の企業から注目されております。 また、人口減少を食い止めるためには、女性がたくさんいないと困難であるということで、女性がこの町から出て行かない方法、女性がこの町に働きに来てもらえる方法を同時に確保していかなければならないと思います。そのために、女性が働きやすい、女性にイメージのよい企業があると魅力的だと思います。 その代表が大手ショッピングモールなのですが、矢祭町では現実問題としてなかなか難しいと思います。例えば、イメージするのは化粧品であるとか食品類であるとか女性目線の商品の生産工場があると、女性にとってなんか、ああ、いいなと思ってもらえるのかなと思います。 実際に働くのは、ユニ・チャームなんかもそうでしょうけれども、男性のほうが当然多いと思います。ただ、女性でもできる軽作業や、女性の方が指先の細かいことが得意なので、そういうところをやる事務員以外の女性の担い手もたくさん企業側は必要としているので、どうしてもやはり工場というと、今矢祭の工業団地もやっぱり工場なので、どうしても都会のOLとは違いますから、つらいとか重い、きつい、汚いなどの、やっぱり工場というのはマイナスイメージがついてしまうことが多いと思うんですね。 そこで、少しでも女性に明るいイメージ企業誘致も必要なんではないかなと思うんですけれども。ただ、その前に、企業誘致をするためにその候補地を先に確保しなければならないと、どの企業が入るか以前に。このような、今後の町の工業部分の発展と人口流出、減少の歯止めとなる考えについて、何かございますか。お伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の産業行政の、町工業と人口減少対策というふうなことで、非常に今、コロナ禍の社会で、今後、ポストコロナの在り方ということで、一極集中の是正というのも、今から20年前ぐらいから国のほうも唱えてきたんですが、なかなか現実的には厳しいものがあって、今回、このコロナでテレワーク、ワーケーションというような政府主導の働き方改革というものが見直されるというふうなことで、このコロナの中でやっぱりピンチをまたチャンスに変える産業というのもたくさん出てきておりますので、今後、町の人口減少ということは、私は働く場を設けるということが大事なことだと思っております。 私も多種多様な職業というか、そういう分野を設けないとなかなか町からの流出というか、アンケートの中でも働く場所がないという高校生のアンケートや大学生のウェブ会議の結果の資料の中でも出ておりますように、職業というのはやっぱり多種多様な環境を行政はつくっていかなければならないと私は思っております。 先日、東京事務所のほうも国会の陳情の帰りに回ってきて、そういう今後のコロナ禍の社会の中での、我々の小さい行政の工業誘致、そういったものはしっかり考えていかなければならないと思っております。 今、藤井議員のお話の中でも、化粧品とか食品という女性の環境、職場ですね。今、大田原市に資生堂が誘致されて、非常に大田原の活気が出てきたというか、いわゆる明るいイメージと言うんじゃなくて女性のイメージというのが強く残っております。大田原にはまた医療大学もありまして、大変人気のある大学というようなことで人口も増えているというようなことも聞きますので、今後、我々の町も関東圏に近いというようなことで、この地の利を利用しながら誘致の情報収集はしっかり取らなければならないという思いがあります。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 私も提案するという立場ではないのであれなんですが、自分の意見を交えながら質問という形にさせてもらったんですが、やはり人口減少はなかなか歯止めが利かないというのが実情だと思うので、何とか1年でも2年でも前倒ししてでも前に進めていただきたいと思うんですが。 それで、今の話の中で、土地の候補地とかを、そういったところをまず決めないとというところの話が先にあったわけなんですが、そういったところの、企業誘致をするための土地なんかどんな感じでしょうかね。まだSMC周辺だけでなくて……。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 誘致の土地の場所というのは、今後誘致の、やはりそういう決定期間というか、そういったものを考えながら場所を決めていくのが順序だと私は思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) そういうことで、今生まれてきた子供たちの、この20年後以内にはなかなか実際に、どの問題に関しても難しいんですけれども、今年生まれた子供も20年後には、また就職することになって、みんな都会に出て行ってしまうということがないように、本当に20年前からいろいろ進めていかなければならないことだと思うので、本当に時間はないというふうな考えの下、前に進んでいただきたいと思っております。 次に移ります。 橋の銘板についてなんですが、以前盗難に遭った橋の銘板は恐らく返ってくることは難しいと思いますが、銘板はあったほうがいいんではないかなというふうに思っております。小まめに取り外せるものではないので、今盗難されたのは全部後ろボルト締めだったんですね。なので、簡単に、人がいないとき、夜中でも何でも簡単に外せて持っていかれてしまうようなものなので、それを完全に取れないような設定にしてしまえばよろしいんではないかと。 例えば、トンネル入り口の銘板なんか、コンクリートボンドで接着されているみたいなんですけれども、それでもバールで剥がして取っていってしまうという現状で、そういう地域もあるようなんですけれども、完全に剥がれないような溶接をするとか、全く別な発想で持っていかれてもいいですよというぐらいの価値の低いアルミ製にするなどの考えもあるんですが。 ただ、アルミも今、供給不足でなかなか入ってこないということもあるんですが、それは私の案で、アルミなんていうのは安いですよという提案なんですが、その辺について、銘板についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) お答えいたします。 福島県内において、橋名板の盗難が相次いで発生したことを受け、令和3年4月5日付で福島県土木部道路管理課より、県管理施設における橋名板の盗難対策実施の通知がありました。この対策方法としては、橋名板の資材をステンレス製とし、取り付け材料、ナットなどにつきまして盗難対策仕様のものとする。この対策時期については、この通知以降に新設する橋梁全てを対象とし、既設橋については補修工事等に合わせて対策を実施するという通知がございました。 本町におきましては、昨年の11月から12月にかけて、16橋57枚の盗難被害がありましたので、今後、このような被害を防止するために、県の盗難防止対策を参考にしまして橋名板の設置をしていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 補修工事に合わせてということなので、何年もかかるという話のイメージで捉えても、ということですね。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 県においては補修工事に合わせてということでしたけれども、ねじ山をつぶしたりというようなすぐできる対策は取っていったようです。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 分かりました。 それで、そういうことで橋なんかいろいろ見て回りますと、橋の欄干やガードレールが汚れているところがたくさん見受けられるんですね。白いガードレールというのは余計に目立って、ノロやカビやで真っ黒になって、そこをカタツムリが這って変な模様になっていたりとか、また、色がついている橋なんかは、赤い橋、いろいろ、例えば茗荷の突き当たりのところだの、追分に行く橋だの、そういうところも真っ黒なので、そういうところ、汚れが目立つようなところは徐々に茶色や緑色やパイプ式のガードレールに変更したりしていく方法もあるんですけれども、それもお金がかかるので、色の塗り替えとか、そういった掃除とか、そういったところについてはどうなのかなというところなんですよ。 観光地で名前を売る矢祭町なので、せめて車が通るところだけでも高圧洗浄機などできれいにできないかなという、またこれも提案になってしまうんですけれども。あとは防カビ処理をガードレールにするとか、何かアイデアはあるんですけれども、今現在の清掃状況と、今後の清掃及び架け替えとかに対する計画などございましたらお伺いしたいんですが。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、橋の欄干やガードレール等の防護柵の清掃につきましては、実施はしておりませんでした。確かに、設置をしてから10年、20年以上経過した施設に汚れが見受けられる箇所があるようでございます。その中でも、老朽化やさびによる腐食で、安全対策の観点からガードレールや高欄等の清掃や塗装の実施、あるいは腐食の具合を確認しながら部分的な交換など、計画的に行っていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) よろしくお願いします。 それでは、河川敷の利活用についてというところに入ります。 現代では、昔のように久慈川で自由に遊ぶことができなくなってきている時代になっております。 ユーパルの西側河川敷辺りに、道の駅きつれがわ西側の荒川河川敷のさくら水辺公園にあるような、人工的な水遊びができるスペースがあると、ユーパル宿泊者が気軽に遊びに行けると思います。事前に資料はお配りしてはあったんですが、行ったことあるかどうかちょっと分からないんですが、すごくきれいになっていて、特に遊具もちょっとはあるんですが、大水が出てもさほどな被害にはならないであろうと思われるような施設で、お金もそんなにかかるようには見えないんですけれども。 あと、こういうところと併せて、太田のところにあるかわプラザなんかは道の駅と川を一体にして造ってあって、あそこも道の駅でバーベキューセットなんかも売ったぐらいにして、手ぶらで行っても全てできると。 そして川にも自由に入って水遊びもできるというようなところで、あそこも大変にぎわっているところで、あそこも久慈川なので遊泳禁止でも何でもなく自由に遊べるので、行こうと思えば無料であそこは行けるところだし。 だからそういったところで、そういったものも含め、せめてユーパルに遊びに来たお客さんが自由に久慈川に降りて行けるような階段状の河川の内側の堤防なり、草がいっぱい生えているとやっぱり遊ぶことができないので、砂利を多くして、川の石を多くして自由に川でチャポチャポできるぐらいの、なんかそういった環境があってもよいのではないかと。 それで、道の駅の話になると、どこにできるかなんていうのはまだ計画の段階でもないんでしょうけれども、もし今の時点で可能であれば、そういったほかの県のいいところを見習ってよりよい施設を計画していただきたいというところの考えからちょっと説明させていただきましたが、その辺のユーパルの西側の河川敷。それでもちろん、造るとなると宿泊者だけではなくて地元の子供たちも当然夏休みとかでも普通に、ほかの石井地区だったり関岡地区の川になかなか遊びに行くのは大変にしても、1か所あると、地元の小学生なりも家族連れででも、そんなに流れも速くないですから行けるのかななんていうところもあるので。 それと、あそこのところにヘリポートがあるので、ヘリポートの周辺も一体型であそこの東橋から矢祭橋の間だけでも何とか、何かこういい環境にならないかなということを考えているんですけれども、その件に関して何か意見か何かございますでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま藤井議員、河川敷の利活用ということで、今現在、本町は矢祭山公園内に親水広場ということで今年度に完成の予定というようなことで、やっぱり水と自然に親しむということは大事な環境だと私は思っております。今、ユーパルの話と、河川敷、東橋から矢祭橋の間のということで。先日、ユーパルの理事会の中でも、グランドゴルフのコートの整備ということで、今、土木事務所のほうには伝えて、河川敷の事業の件は今伝えております。 それと、今、奥久慈街道ということでサイクリングも非常にブームというか人気が出てきておりますので、この堤防沿いにも今桜の植樹、何か所か今なっていますけれど、それ以上に桜の植樹で、大体矢祭分。塙分は大体塙でなっていますから、矢祭分がやっぱり抜けていますので、桜の植樹とグランドゴルフの整備等は今検討の話はしております。 今後、今、桑折町が来年の4月に阿武隈川の河川敷を利用した公園が今度オープンします。約6町歩ですね。ここは日帰りキャンプ、そして釣り、そういったアウトドアの、やっぱりこれからのコロナ禍の社会の中のアウトドアの人気というか、そういったものも桑折町のほうでも来年の4月にオープンしますから、そういったところも視察しながら、河川敷の利活用ということも今後考えていかなければならないと思います。 きつれがわのアユの、あそこもそういう施設が国道からも見えますから。私も何度もそこは通って、やっぱり河川敷の利用というのも非常に大事なことだと思っています。 私が20年前、青少年健全育成の会長をやったときも、県のほうから河川敷の公園というようなことで打合せもあったんですが立ち消えてしまった経緯がありますから、今後、自然環境の整備ということでしっかり、ユーパルの理事会の中でも取り上げられておりますので、そういったことは今後の課題として検討していきたいと思っています。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それで、コロナ禍が少しずつ開けてきて、ユーパル辺りでもいろいろなイベントものが復活してくると、スポーツものなんかのときもそうですが、やはり駐車場が狭くて車を停めるところがなくなってしまうので、この河川敷のところは確保してあるとはいえ天気が悪いときには大変ぬかるんで、なかなか走行、歩行にも困難な環境ですので、駐車場だけでもとかという考えもあるんですけれども、取りあえずというところもありながら、来られる方が使いやすくなるような環境整備もお願いしたいと思います。 それで、今後、久慈川に生えている雑草類なんですけれども、久慈川の河川敷の焼き払いについてもいろいろ今度議論されてくる時期かなと思っているところなんですが、当然都会では焼き払いなんかはやるところはないので田舎だけなんですけれども。やらないと害虫が出て、やらなかった年はカメムシがすごく多いという事実もあるんですけれども、実際には雪などの影響により河川敷の焼き払いがなくとも、それはそれで。過去の場合だと、毎週雪のため延期、延期で、ずっと毎週予定が入れられなかったところが、最近は延期ではなくて中止という方向で行っているところですけれども、今後も焼き払いというこの行事に関してどのような在り方が適正であるかとお考えか、お伺いしたいのですが。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの河川敷の焼き払いの質問にお答えしたいと思います。 久慈川の美しい自然景観と環境保全を目的に実施しております久慈川河川敷焼き払いでございますが、今現在、令和元年の台風19号の復旧及び災害対策工事等によりまして、各種施工している工事や久慈川堤防補強に伴う法面防草シートに損害を与えるおそれがあるために、令和2年度に引き続きまして令和3年度につきましても中止ということになってございます。 町として、今後でございますけれども、河川管理者であります福島県のほうに、久慈川河川敷地の草木につきまして草刈りを今要望しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) ということは、今後焼き払いはなくなっていく方向のほうに進めているというような考え方なんでしょうかね。まだ、それでもやり続けるというところなんでしょうかね。やっぱり煙の問題とか、あとは焼き畑というのも地球環境の大きな目線で見るとやはり反対する方もたくさんおられるし、その時期はやっぱり煙とほこりがすごくて洗濯物も干せないとかというのは、当然その河川敷に住んでいる方々からは当然のように聞こえていることだと思うんですけれども。この町としては、一応草刈り、でも草刈りをやっても、夏にやったぐらいでは全然問題外だと思うので、冬場、その草刈り、秋口、秋の終わりごろ草刈りをやって何とか対応するという感じなんでしょうかね。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいま議員さんがおっしゃったとおりなんですけれども、河川敷焼き払いについてなんですが、町民の方々から燃えかすが飛散し、また車や洗濯物が汚れるとか、あとは悪臭の苦情等が寄せられる点、それから有害物質を発生させ環境への影響を鑑みる点等については、こちらのほうも考えているところではございますけれども。 今後なんですけれども、まずは久慈川堤防関係の県の事業を今やっている最中で、今年度、来年度ぐらいまでは実施する予定だということでお聞きしておりますので、そこの工事が完成に至るまで経緯を見ながら、今後、来年度以降を検討していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 分かりました。よろしくお願いします。 それで、次の項目、関連しているようなところなんですが、ごみの投げ捨てについてになります。 やはり、毎年のようにクリーンアップ作戦なんか皆さんやられても、もうトラック何台分ごみが集まるのかというぐらいにごみが出るわけで、こういうふうないろいろ、河川敷のそういった公園とかができれば、当然のようにごみも捨てていく方もおられると思うんですね。それで、そういう見えるところでも人はごみを捨てていくし、見えないところだとなおさらごみ放置していってしまうなんていうのも。インターチェンジやパーキングの道路が回転するところにですら捨てていく人なんかを見るともう意味が分かんないとか、駐車場のドアを開けたところに缶が2個置いてあるとか、全く常識では考えられないようなごみの捨て方がしてあるのがもうたくさん見受けられるので。 私の事例なんですけれども、もう118号線沿いにもかかわらずたばこの吸い殻がたくさん捨ててあるんですよ。というのは、実際に私も目で見ているんですけれども、火がついたまま窓を開けてそのまま捨てていっちゃうんですよ。だから、時間的に計算すると工業団地から出てきてちょうど1本なくなるころがうちの地域なのかなと思うと、消してあるやつを捨てていくならまだしも、赤い火が着いたまま捨てていかれると、もう意味が分かんないというような、どういう環境で育ってきたのかと思うような人がまだまだいるわけで。 それで、この辺はもう今の大人に言ってもなかなか改善できる問題ではないんですけれども、今後の子供たちにはそういった悪い大人を見本にしないように、道徳の授業なども、道徳の授業というのも、やはり私が教育委員のときにも、大変いろいろ先生の考え方一つでいろいろ変わってしまうので難しい問題ではあったんですけれども、道徳の授業でもよりそういう悪い者のまねはしないようにというところの教育も。 また、家庭に持ち帰っても、お父さん、お母さんはそういうことを絶対しないような、子供に見せないような環境をつくってもらえるようなことを切に願っている次第です。 それで、矢祭町の空き缶等のポイ捨て条例というの、ちょっと名前は長いのでポイ捨て条例と呼びますけれども、この辺に関して指導した実績とかそういったものが過去何年間の間にどれぐらいあって、個人名は当然出すことができないでしょうが、そういったものの実績とかデータとかあるのか、年に何件ぐらいとか、お分かりでございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 矢祭町空き缶等のポイ捨て及び犬のふんの放置防止に関する条例につきましては、ポイ捨てによる空き缶等の散乱及び犬のふんの放置防止、環境の美化の推進、町民の快適な生活を確保することを目的に、平成19年4月に施行されておるところでございます。 指導実績のほうでございますけれども、令和2年11月に内川地内におきまして弁当、ペットボトル、たばこ吸い殻等の生活ごみを捨てているというような連絡がございまして、訪問して指導したということの経緯はございます。令和3年度につきましては、今のところ指導等の実績はございません。令和2年度以前につきましては、数件口頭による指導があったということをお聞きしております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) ごみを捨てる人というのは、何か看板があっても捨てていってしまうんでしょうけれども、やはり世の中の1つのいいアイデアとして、鳥居のマークがあるだけで、やっぱり神様というイメージがあって捨てにくくなるとかという場所もあるようなので、そういった安価なところでもスタートしてみたらどうかなというところがあるので、赤い鳥居、随分効くみたいな話を随分聞いているので。 なので、そして取締りをたくさんやれというわけではないんですけれど、役場の職員に対してやるわけではないんですけれど、あまりルールを厳しくすると矢祭町は住みにくい町だなんて言って出て行かれても困るんですけれども。ただ、それはルール違反をしている人の言い訳なので、どこまでも気にしなくてもいいと思うので、ぜひきれいな町になるように、住みやすい町になるように、全員の意識を変えられるように、一歩一歩段階を踏んでごみゼロになるような環境づくりをしていただきたいと思っております。よろしくお願いします。 次に入ります。 町の観光大使についてというところなんですが、最近では矢祭町の有名人にあばれる君がおります。あばれる君がゆずシャーベットが高級品でうまいと言えば即完売。あばれる君がみそかんぷらが有名だと言えば地元の子供たちは知らないので食べてみたいというふうに言う。あばれる君は事あるごとに出身地の話をして、そういうステージだったりテレビとかで「矢祭町出身なんです。」、「矢祭町というのは人口5,000人ぐらいのところなんですがカメムシは5,000万匹います。」みたいなことを言ってお客さんを沸かせて、すごく大人から子供まで大人気のタレントさんになってきました。 今や、NHKなんかでもテレビ番組なんかも持って幅広く活躍しているんですが、ちょっと番組の個人名を出すとどうかと思ったんですが、例えばTBSの「アイ・アム・冒険少年」なんかで脱出企画なんかもたくさんやってたりとか、その中にあばれる山の企画なんかあるんですね。あばれる君に山1つあげて、自由に山使ってやってもいいですよという企画なんかあって、あれは群馬県のほうの山を利用しているみたいなんですけれども、そういう企画こそ打診があったらば矢祭町も手を挙げて、ぜひ矢祭町を使ってくださいぐらいだったら、あばれる君のルートで全然そういうテレビクルーとかも来て、盛り上がるんではないかというところがありますので、積極的にもしそういう話があったらば協力してもらいたいと思うんですが、いかがでしょうかね。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の町の観光大使というようなことで、あばれる君は去年、事務所に私挨拶に行くというようなことで伝えてもらったんですが、ちょうど東京がコロナ感染の拡大期だったものですから、ちょっと控えてほしいというようなことで、それ以後は連絡も取らずにしておりましたところ、町を紹介するテレビの番組で、ちょうど私が会議室から降りて、階段のところにちょうどあばれる君のそういうチームがいて、そこでお話ししたんですが、最後、町の応援大使というかそういうものを引き受けてくださいと言ったら、「はい、分かりました。」と言いましたから、また時間あったときには事務所のほうに行ってお願いはしてくるつもりではいます。 今、この前テレビの番組でも、ユーパルのゆずシャーベットの話をしたら、もう全国から注文が入って生産間に合わない、在庫もみんな完売だというようなことで、するぐらいの今あばれる君の人気ですね。必ず、やっぱり矢祭町のことも言葉に出してくれるぐらいの人ですから、今後、やっぱりそういう町を応援する応援大使、観光大使というものにはしっかり考えていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) それと同時になんですけれども、やっぱりあばれる君だけにすると、ほかにも矢祭町にゆかりのある方がおられて、例えば菊池常利氏とか、またそれの菊池風磨氏なんかも、やっぱりあばれる君だけにしてしまうといろいろ、俺だって協力しているのになんていう人も出てくるかもしれないので、その辺も合わせていろいろ打診してみてはいかがかなというふうに思うので、その辺も。あばれる君だけではなくて。 その菊池風磨氏なんかも、ジャニーズでありながら今、お笑い番組なんかにもたくさん出ていて、あばれる君との掛け算なんかも楽しくできるんではないかというふうに考えているので。やはりそういう、今の時代メディアの影響というのはものすごくすごいので、それでテレビに映っただけで全ての、矢祭町ってどういうとこというのをすぐもう、みんな携帯で検索してしまう時代なので、我々の10年前、20年前とは環境が違うので、ぜひ利用すべきだと考えているので、うまく利用してみてはどうかというアイデアです。 そのことによって、当然、全国から観光客が多く訪れるということが予想されますので、矢祭町に行ったんだけれど何もお金を使うところがない、見に行っただけというのでは、やはり、せっかくあばれる君に頑張ってもらってもというところがあるので、大子とかの奥久慈温泉郷、袋田とかまで来た人がもう一歩足を延ばして矢祭に行ってみるか、そして里美を回って帰ってみるかとか。関東のはじっこというので、やっぱり奥久慈というのは魅力もあるんでしょうから、そこまで行ってみよう、もう一歩延ばしてみよう、片道通行ではなくて反対側の里美通ってもらったり、また、里美のほうから来た人は大子のほうを回って帰ってもらったりというふうに、周回ができるようなルートがたまたま矢祭町あるので、そこで矢祭町でやはりお金を使ってもらうような環境の施設を、また、必ずトイレ休憩をしてもらえるような施設も、やはりこれもやらなければいけないところなので。 そして、やはり人口減少というのがなかなかやっぱり食い止められない。どこの市町村もそうでしょうけれども。人口が減っても対応できる体力のつけ方を何かお考えはないか。私の今、道の駅みたいなところで何とか外部の者がお金を落としていってくれるような施設、環境、何かお考えあるかどうか、お願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま、藤井議員の、観光客が多く訪れる予想で道の駅等の整備というか、施設の設置はどうだという。以前にもそういうお話がありましたが、やっぱり関係人口、交流人口をこれから人口減の中で考えていくのには、矢祭町の今の立地、北関東に面しておりますから。 大体、北関東で矢祭から40キロから50キロの範囲だと、45万人から大体那須まで入れると50万人ぐらいの人口ですね。この50万人の中で矢祭の行政としては5,500人というのが一番小さい町で、その次で今度は那珂川ですね旧馬頭、小川町の、あそこは大体1万人、1万2,000人ぐらいいますから。非常に関東圏の誘客というか、そういった観光行政の中では関東圏ですね。というのは、我々の福島県を含めるともう60万人から65万人ですね。白河から石川郡まで入れて。 東白は4町村で今2万9,000人ですから。白河が今6万人弱ですから、その圏を入れると60万人の人口のコースの中での観光行政というのは、今後、他県との交流というのは非常に大事な施策だと私は思っておりますから、今後、矢祭を中心とした人口減少の中の観光行政というものはしっかり考えていかなければならないとは思っております。 そして今、道の駅も藤井議員から出ましたから、これも第6次総合計画の中で7年度から考えるというふうなことになっておりますので、7年頃から道の駅の構想を具体化しながら進めていきたいと思います。今、福島県内で大笹生が、あそこで来年の4月オープンが、これが県内で35番目。大体、県内の道の駅は全部見てきました。その来年の4月オープンする福島市のあれが、大体福島駅から車で10分ぐらいというようなことで。目的はやっぱり子供の遊び場を造りながら交流人口を増やすというような道の駅の施設で。道の駅も約28年、平成5年が最初に国土交通省が認定したもので、今全国で1,994か所ですから。 笠間のほうもこの前見てきました。オープンしたということで。笠間はやっぱり農協が主体となった販売所ですね。野菜とかそういうものが中心で。北関東で今一番お客さんがいるというのが川場村、群馬県ですね。沼田市の隣の。ここはコンニャクの産地なんですけれど、知り合いがたくさんいるからいろんなあれで回ってきて、ここはやっぱり関東圏が、約3分の2が東京、埼玉のお客さんということで。 ちょうど私も日曜日で行ったもんですから、もう車の置く場所がないぐらいの盛況というか。ここも以前は赤字で駄目なものが、今度オーナーというんですか、社長が代わってから全て一変したというようなことありますから。今後いろんな、道の駅も赤字のところもある、いろいろ目的もありますから、しっかりコンセプトというか目的意識を持っていかないと、単なる交流だけだけではできない面があります。 一番私が思ってきたのが、今、猪苗代の道の駅は、やっぱり防災面をしっかり考えた広い敷地にありますから。これからの道の駅はその防災、そして情報の発信の交流ですね。あとは他町村との産物やその情報交換ですね。あとは休憩というようなそういったものも、機能が3つ合わせたのが道の駅だということを言っていますから。今後、しっかり、町で予定する場合には目的意識、コンセプトを持っていかないと大変になると思います。投資額もかなり大きくなると思いますので。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 藤井隆治君。 ◆1番(藤井隆治君) 考え方は同じ方向なので、よりスピーディーな時間を持って行動していきたいと私も思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上をもって、私の質問を終了したいと思います。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 1番、藤井隆治君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は11時5分といたします。 △休憩 午前10時55分 △再開 午前11時04分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △片野一也君 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので、12時5分までです。     〔2番 片野一也君登壇〕 ◆2番(片野一也君) 2番、片野一也でございます。通告に従いまして質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 初めに、令和4年度に向けて重点施策の見通し並びに予算編成方針についてご質問をいたしたいと思います。 ここに至りまして、新型コロナウイルス感染者が減少いたしまして、ようやく先行きに光が見えてきたかと思っておりましたらば、オミクロン株というこれまでにない感染力の強いと思われる変異株があっという間に世界各国に広がりを見せまして、一気に緊張感が高まり、国内でも3回目のワクチン接種が前倒しで行われるというふうなことになりそうですけれども、こういった依然としてコロナ対策に追われる状況が続いているというところでございます。 佐川町長におかれましては、この未曽有の有事に対しまして、これまで同様にしっかりと軸足を置いて取り組む決意であるということでございますので、一町民として心強く感じているところでございます。 このコロナに関して言うと、収束を迎えているというような一部専門家の意見もありますけれども、ぜひとも、まだまだ解明されない部分が多くありますので、今後とも町民の安全、安心のためによろしくお願いをしたいと思います。 コロナ禍ということでございますけれども、このような状況下の中でありますけれども、町民のためのよりよい町づくりという視点におきましては、取り組むべき課題は山積しているのではないかというふうに思っております。そこで、第6次総合計画2年度に当たる令和4年度に向けまして、これまで町長のほうからも明言のございました重点政策である東館駅周辺整備計画に加え、道の駅整備構想、デイサービスセンター移設計画、さらには役場新庁舎の建設計画など、町民に対しまして具体的に方針を示し、早急に着手すべき段階にあると思いますが、考えを伺いたいと思います。 また、併せまして、これらに伴いましての令和4年度の予算がどうなるのかというところも大変気になるところでございまして、予算編成に当たって町長はどのような方針でおられるのか、併せてお伺いをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、片野議員の一般行政の中で、4年度に向けての各種事業の整備というか見通しですね。これだけの事業ですから、やっぱり大きく物事を進める際には順番というものがしっかり大事だと私は認識しております。 第6次総合計画の中に沿って道の駅構想、そして東館駅の周辺整備、そして役場の新庁舎の計画とかそういったもの、あとはデイサービスセンターの移築というか、そういったものも今後、やっぱり順序よく、順番よく、見ても納得いくような物事の進め方というのは、私は一番大事だと思っております。 ただいま、岸田首相の話の中でも、今後コロナ禍の新しい資本主義は地方が主役というようなことで、これからの時代は地方だということで、今国のほうも会社の分散型、本社機能を地方に移したりそういったもの、いろんな税制の面でも優遇して、これから来ると思いますから、この人口減の中での地方の分散型というのが今後の日本の在り方だと私は思っております。 この変化の激しい時代、これは日本だけじゃなくて世界中がもう変わる、変化の大きな、社会が一変するというような時代がもう来ていますので。今後、これは本町の新年度、4年度の予算の編成ということで、この前職員の前でも述べたんですが、やっぱりデジタル化の時代ですから、今後、町でもデジタル推進委員会というものを立ち上げながら、やっぱり町民が納得して行政に安心、安全の構築というものも大事だと思います。これからの町政というのはやっぱり、町政の目的は町民の幸せのシステムということですから、やっぱりこれができなければ、もう町政は私は失敗だと思っておりますから、常にやっぱり町民目線からの行政の在り方というのが基本だと思っております。ここに変化というのが、これはいつの時代も必ず変化をしますから。歴史を見ても、これは明治維新の変化、そして第二次世界大戦後の変化といって、もう全く世の中が変わってしまうような、日本も体験してきていますから。今後、やっぱりそのぐらいの覚悟、やっぱりダーウィンの、最後にやっぱり生き残るものは変化に対応、適応したものだということがありますから。これはいつの時代も、どんな産業でも、どんな社会でも、やっぱり変化の対応というものはしっかり見ていかないとなかなか、世の中は変化していきますから。 行政も同じですから、やっぱりそういったものを考えると、コロナ禍でこれから3回目のワクチン、そしてこの税制の減収というものも考えながら、どういうものを、これから新しい施策をつくるか。そして時代に終わったものは省いていくという、やっぱりそこの見極めもしっかりしていかなければ、行政というのは変わっていきませんから。そういったものをやっぱり、しっかり行政のほうも考えていかないと遅れてしまうというのが一番心配されるところであります。 確かに、今後、人口減の中というと、これは日本の税収が非常に厳しい時代に入ってきますから、やっぱりこの限りある予算、財政の中でどういった施策をとるかというものは、今後やっぱりこの議会の皆様と共にこの矢祭町をどうするかというものをしっかり捉えながら、考えていくべきではないかとは思っております。 そこには今度は、観光から行政、教育、全て保健から福祉からみんな入りますから。これも変わりながら、やっぱり福祉の行政というのもこれからの超高齢化、矢祭も65歳以上が4割、40%というようなことで、非常に県でも高い順番に入っていますから。今後の人口減の中で高齢者の社会参加というものもしっかり考えて、やっぱり健康を維持しながら社会に参加してもらうという、そういうことも考えていかなければならない。 公務員の定年制も、今度65歳ということもありますから、これからやっぱりそういう時代に入るということも社会の変化の中ですから、産業も変わりながら、デジタルを推進しながらですね。デジタルを推進するということは、人口の格差をデジタルで補う面がありますから、こういったものをやっぱり行政から発信しながら、非常に豊かで便利で過ごせる社会づくりというか、そういったものをこれからの情報産業も非常にたくさんの会社が出てくると思います。子供たちも大変なこの情報化の中での教育を受けてくるというのも、やっぱり情報の選択肢も選ばなければならないというものもありますから、今後の教育の中でもしっかりそういったものを構築しながら、考えていくということが大事なことだと思います。 今、道の駅も、前に藤井議員の中で話したように、今後、観光産業関係、交流人口はなくてはならないものだと考えております。駅前の周辺の改修も、これはJRとやっぱりどうしても協議していかなければならないというようなことで、今、東館駅の電気設備の移築だけでもかなり費用がかかるというようなことで、予定よりはやっぱり2年ぐらいは遅れるということで考えております。今、JRも改革するということで、非常にJRの計画に沿って我々が対応したほうが、予算のほうではかなり削減できるということも出ておりますので、そういったことを考えながら最少の財源で立派なものを造るというようなあれはあります。 デイサービスも、令和2年にオープンして、建物もご覧のように老朽化して、場所も非常に狭く、今後の災害でもデイサービス周辺のああいう大水が出るということもありますから、これも考えながらしていかなければならない時期に来ております。 また、役場の庁舎も土砂災害危険地域ということにも入っておりますので、これもやっぱり場所等も考えながら、最小限の経費で立派な施設を造るというのが基本だと私は思っておりますので、今後、4年度に向かってのコロナ禍の中の社会の変化の対応というものをしっかり捉えていかなければならないということは強く私も思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 町長の今のお話の中で、町民の目線を大事にするというものが根底にあるということは分かっておりますけれども、その中でもやはり、町民に対して町長の考えをぶつけて町民の理解を得るという形の作業といいますか、リーダーシップが必要なことも多いのではないかというふうに思っています。 今、私が申し上げたこれらハード事業に関しましては、まさにそういうものだろうというふうに思っておりまして、町長は今予算の面については述べられなかったわけですけれども、こういった事業が課題となっている中で、新年度の予算編成に対して、今、予算編成作業にかかっておりますから、町長のほうから何か具体的なその方針というものはお示しになるものがあれば、具体的にちょっとお聞きをしておきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 具体的な数字はちょっとまだ把握してはおりませんが、事業の推進の中での思いは職員等に知らせながら、今後の編成に当たっていきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 具体的なことについてこれ以上明言求めませんけれども、私が申し上げているこれらの重点項目、大変多額の予算が伴うものでありますから、二の足を踏むというようなこともないとも限らないんですけれども、これらの事業の決定に際しましては、建設場所の問題がまずありますし、財源の確保、それから建設時期等の問題、これらを総体的にクリアしていかなければならないという手順も当然あるというふうに思っているわけで、課題は本当にあると思っています。 そういう中で、私が一番に重要だと思うことを述べたいと思いますけれども、申し上げたこれらの事業が全て優先順位の下に個別に行われるということは避けていただきたいというふうに思っているところでございます。それは、それぞれの施設の役割というのは違うわけですけれども、この矢祭町の本当に限られた土地ということになります。どこにこの施設を配置するのかと。町全体を見渡していただいたゾーニング、そしてグランドデザインというのをしっかりと描かなければならないというふうに思うわけでございます。 したがいまして、これらの整備計画全てを取りあえず視野に入れながら、同時スタートで具体的な検討に入っていただきたいということで、このことが今後の町づくりの姿が町民にとってはより鮮明になるのではないかというふうに思っているところでございます。 先ほど、道の駅、令和7年度と町長申しましたか。7年度に何をするのかちょっと私分からなかったんですけれど、まさか令和7年度にスタートというか検討に入るということではない。今検討に入って、令和7年度にはできているというようなことだったのか、なんかその辺は分からないんですが、その辺の、あまりにもその感覚が先に送り過ぎているような感じもちょっと私はしたのですが、そういった一つ一つの捉え方ではなくて、申し上げた課題となっているこれらの整備構想が同時にスタートにならないのかどうか、お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 片野議員の、参考としてやっぱり聞きながら、これだけのものを、順番というのもしっかり考えてやっぱり検討すべきだとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 順番はひょっとすると町長の中に優先順位というものが描かれていて、それはまだ発表段階ではないというところなのかもしれませんけれども、今私申し上げたのは、いずれ必要だと思われるところについてはやはりグランドデザインをしっかりと描いていただいて、どこに何を設置するのか決めないと。本当はこの施設はこの場所のほうがよかったというようなことにならないような、手戻り、こういったことを避けていただく上でも、やはり適切な場所を結局選択していただく作業がまずもって必要なのだと思うんですよ。この辺はどうですか、町長。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) しっかり検討させていただきます。 ◆2番(片野一也君) 町長の口数が急に減りましたけれども、先ほど大分町長の思いが出ましたけれども、ぜひともここは、何年先にするとかいう話ではなくて、今コロナ禍において逆にできない事業もあって、逆に職員の力も発揮できる時期ではないのかなと逆に思ったりするんですね。様々なイベントも中止になったり。そういったところで、ぜひともよろしくお願いをしたいというふうに思いますので。この問題については、これからも引き続き質問の機会をいただきたいというふうに思っておりますので、そういたしまして、次の質問に行きたいと思います。 次に、関係人口創出、定住人口拡大策の取組についてということでございますけれども、先頃、2020年国勢調査の人口と高齢化率が発表されまして、矢祭町は人口5,392人と前回調査時期から558人、パーセンテージにして9.4%の減少と。高齢化率については39.4%と。言ってみれば10人に4人は高齢者という状況になってまいりました。住民基本台帳による人口もついに5,500人を下回ったというようなところかと思います。これらの数字が示しますように、人口の減少と高齢化は急速に進行しており、繰り返しになるんですけれども、まさに憂慮すべき事態であるというふうに思っているわけでございます。 関係人口の創出、とりわけ定住人口の拡大は、このように年々減少する町の人口動向に鑑みて、町が存続していくための最大の課題であることは言うに及ばず、町長も今年度の施政方針において重点策に掲げておられました。これらの対応策といたしまして、令和3年度の予算に反映されておりますのは、まちなかコミュニティ力向上事業の基本調査、計画策定ということで実施されているところでございますけれども、当該事業の詳細と現状をお伺いいたしまして、併せて人口増対策に係る総体的な取組の状況についてもお伺いをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) コミュニティ力向上事業の詳細と現状というご質問でございますが、人口減少による地方消滅が問題となっている中、定住人口を増やすことはもとより、町外に住んでいらっしゃる矢祭町の協力者の増加、すなわち関係人口の創出は、矢祭町の存続とこれからの諸問題を解決する上で必要不可欠なことだと思います。 これまで、行政主導で諸問題には対応してきたものの、特定の町民に負荷が集中してしまい、新たな担い手の育成を阻んでいる現状が見受けられました。 そうした中で、まちなかコミュニティ力向上事業では、関係人口の創出を目指し、地域内外のつながり、コミュニティ力を生かしまして、昨年度で得られた人脈やアイデア等を形にし、町について興味を持ってもらうための仕組みづくりを検討してまいりました。 今年度は、矢祭町産の季節野菜をふんだんに使用したおもてなし料理で「オレンジページ」の読者モニターを呼んで、モニターツアーを夏と秋の2回実施し、町内の圃場でウェブを介した農業収穫体験で矢祭町を五感で感じていただきました。地元農家を訪問し、収穫体験、縁側体験、スマートフォンアプリを利用したライブ配信を実施し、実際に農家の方にもてなす側の状態を体験してもらうことにより、ここまでできる、これはできないといった線引きをすることもでき、次年度におきましては、矢祭町の魅力を発信する人材育成や人材創出、メニュー開発等を実現化していきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) この事業については、さきの全員協議会でも説明をいただきましたので、ある程度のところは分かっていたつもりでございますけれども、今、事業課長のほうからあったように様々な分野というか、矢祭町に関わりを持たせて、そして興味を持っていただき、つながりを広げて持続させていくということかと思いますけれども、この関係人口というくくりが私にはちょっとぴんと来ないんですけれども、どうも人口の増加や経済活性化というところに直結するというようなイメージがちょっと湧きにくいんですね。今やっていることは非常に尊いことで、とても大切なことだということは承知しております。 ただ、この際、ここははっきりと人口増加に転じる策のほうにターゲットを絞り、ピンポイントでアタックするというような形を強化していただくことが大事なのかなと思っていまして。今やっていることは今やっていることで、矢祭町を広く知っていただくということで大事なことです。これはやめろということではありません。ただ、人口の増加につながる施策なのかというと、私も行政経験ありますから、果たしてというようなちょっとクエスチョンがつくところが多々ございます。 そこで、矢祭町の産業、特に基幹産業と申しますか、農業の後継者となり得る人材、これを外部から積極的に呼び込んで、今の現役世代が元気なうちにこれらの方にノウハウを伝授していただいて育てていく制度というものの確立、これが非常に重要で、矢祭町が存続するための大きな一手ではないかというふうに考えるんですが、この辺のアプローチについては何か行っていますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 農家の存続ということにつきましては、やはり後継者不足というのは課題となっております。そのような中で、今、地域おこし協力隊、現在のところ7名がいまして、ラズベリーのほうとゲストハウスということでやっているわけですけれども、そのラズベリー協力隊のほうも、1人は来年の9月で任期満了を迎えるということで、その後も町に残って農業に携わっていくということをおっしゃっていますので、そういう外部からの人材を呼び込むというのも1つの手段かとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 今、地域おこし協力隊の話が出ました。前回の質問のときにもこの地域おこし協力隊のいい事例、それを外部に対して発信することでいい循環ができるんじゃないですかというようなことを申し上げましたけれども、ぜひ地域おこし協力隊もその1つとして活用を積極的にしていただいて、ここのところをはっきりと、もう待ったなしの状況だということで、農家の方からも、これは今の60代ぐらいの世代、決して若くないんですけれど、そこいらが元気なうちにほかから来てくれた人に任せられるような体制づくりもしてほしいんだというような、これ切実な声として聞いておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 矢祭町に目を向かせるのにはどうするかということになるわけですけれども、そのきっかけはやはり他の地域と違う魅力なんだろうと。そして特典があってもいいのではないかというふうに思うのですが、これは、空き家と言っては語弊があるんですけれど、条件付での土地や住宅の提供を行っている自治体もあると聞いていますが、本町ではどうですか。何か、そのようなことも1つの手段ではないかということまで検討されたことはございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 土地や住宅の提供ということでございますが、現在、空き家バンクという制度に基づきまして、空き家の所有者に対しまして、貸していいとか譲ってもいいというような意向の調査を行っている段階でございますが、その中で、先日1件、ようやく登録をすることができました。登録して間もなく成約になったということがございますので、そういうものを必要としている方は大勢いらっしゃるのかなというふうに思いますので、今後もバンクの充実を図っていきたいと考えています。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 矢祭町で空き家バンクが始まりましたということで、12月の広報で私も見ました。このイメージ図の中で、「売りたい」、「貸したい」じゃなくて、「買いたい」、「借りたい」のやつがちょっとミスプリントだったので、これは訂正入れていただくと同時に、きちんと、もう1回出していただいて、前号のは間違いだったということをはっきり町民にも示してください。これはちょっとミスプリントなので。この図ですね。これはちょっとミスプリントだったので、ちょっとここは大事なところですから、チェックが甘くならないようにひとつお願いをしておきたいと思いますけれども。 今、この反応ということですぐに1件あったということですから、喜ばしいこととして今後ともよろしくお願いをしたいと思います。 この人口の問題というのは、私も質問するのが非常に切なくて、私もかつて職員としてやってきて、この難しさたるや重々承知しているところです。町長へも前にお願いしたことあったかなと思うんですが、質問の中で。専任の担当職員というものが今いないのであれば、これは特化してこの事業に取り組んでいただくことが必要なのだろうというふうに思っていまして、職員にはほかのことじゃなく24時間この問題に対して向き合うような、そんな体制づくりというものも組織の中で構築していただけるとありがたいと思っております。このことに関しての回答は結構ですが、そういう思いでおります。 次に、産業行政ということでございますが、原油価格の高騰によるイチゴ、花卉生産者等、経費増大する産業の支援策についてということで質問をさせていただきます。 まず、関連するのでちょっと質問させていただきますが、先頃、米生産農家に対する苗代補助、10アール当たり2,000円、これを実施するということでございましたけれども、この問題は現状どうなっておりましたか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、発送準備の段階に入っておりまして、年内、一応12月27日の振込を予定しております。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 こういったわずかな支援策であろうとも、町独自の支援というところで大変ありがたい、意義のあることだというふうに感じているところでございます。 さて、本題の質問ということになりますけれども、米価格の大幅下落に追い打ちをかけるように原油価格の高騰、高止まりによりまして、重油による温度管理の必要なイチゴや花卉類、さらにきゅうりやトマトなどもあろうかと思いますけれども、これらハウスによる生産者の経営を圧迫しているところでございます。 また、石油に由来する農業ハウスの資材やパック、さらには運送費なども値上がりをして、原油価格の先行きに対する不安は尽きないところでございます。 一方で、生産コスト増イコール価格転嫁とばかりにいかないところが、これら農産物を取り巻く非常に厳しい環境でありまして、割を食う生産者に対する支援策が急務と思われるところですが、町としての考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在、町としての対応ということは考えてはおりませんでしたが、福島県においては、原油価格高騰に係る経営相談や、対応可能な支援策を紹介するための相談窓口を11月29日から設置しております。また、農林水産省及び一般社団法人日本施設園芸協会では、省エネに取り組む農業団体を対象に、原油価格高騰時に補填金を支払う施設園芸セーフティーネット構築事業の公募を、12月10日が締切りではございますが、現在行っているとのことでございます。 このほか、県中小企業制度資金では、緊急経済対策資金による融資制度がありますので、このような国や県の制度などについて周知を図っていきたいと考えております。
    ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 今、町としては独自に実施する考えはないということを前提だったようですが、国の事業で、施設園芸セーフティーネット構築事業というのを実施しているというのは、第3次募集を今かけているというところだと思いますけれども、これについては私も承知をいたしております。これについては、当町の場合、花卉を生産している方についてはこの事業の認定というんでしょうか、受けて、使用燃料に応じた積立金を行って、高騰分の差額を支払っていただくというような、簡単にかいつまんで言えばそのような制度みたいなんですけれども。 ただ、このセーフティーネットの事業について調べてみますと、3戸以上という要件、3戸以上という要件となりますと個別には無理であるわけで、産地として認定されるようなものです。事業課長のほうからもありましたけれども、省エネということで二重カーテン、ヒートポンプなどの省エネ対策も要件となると聞いておりまして、この話ちょっと聞いてみましたところ、そちらに投資する前提条件が非常にハードルが高く、申請はしないんだ、申請できないんだということなのかもしれないんですが、そういう話も農家の方から、生産者の方から聞いているところでございます。 ここは、先ほど町として考えはないというようなお話でしたけれども、事態は米価格の下落による大打撃、さらには追い打ちをかけるような原油価格の高騰ですから、これは非常に、今までにない厳しい状況だということを踏まえていただくと、町といたしましてもシンプルな対策というか、スピード感を持って原油価格高騰分について、過去何年間に遡っていただくというふうな手もあると思いますけれども、そこらを踏まえた補助を検討されるということも必要なのではないかというふうに思っておりますが、いかがですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 原油価格につきましては、オミクロン株の出現によって11月末で1バーレル当たり10ドル以上、先物取引ですけれども下落しているというような情報もございますので、これは原油価格の動向を見ながらということもあるかと思います。また、他町村の動きもちょっと確認しながら検討していきたいと考えます。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) 先物で下落したというふうな話なんですけれども、どうやらその価格は3月頃までは市場のほうには反映されないんだろうという見方もありますし、だからその様子を見たいという話ではないと思います。 それから、やはり矢祭町の独自の施策ということで、米の苗代の補助がどうだったか、それは分かりませんけれども、やはりわずかな金額であっても町独自の色を出すということは非常に大切なことだと思っていて、ほかがやらないから町がやらないというスタンスはちょっと取らないでいただきたいというか、必要なものは町がすべからく手当てをするというような考え方で臨んでいただいたほうがいいのかなというふうには私は思っています。 これ、やはり補償したから、しないからという話ではないんですけれども、やはり今農業が厳しい状況に置かれていて、それでも矢祭町の大事な基幹産業だと。これ産地間競争に負けることなく当該地域が生き残るために、町の姿勢として、これら産業も大切に思っているんだよというようなところを生産者に対して示していくということは非常に大切なことだと思いますし、生産者にとっても町がバックアップしてくれているということは大きな励みになる。ひいては後継者の育成にもつながっていくんだろうというふうに考えているところでございます。 利子補給というような方法も1つの手段としてございます。これは、今般のような事態がこれからも先々起こり得るというような前提に立てば、今回限りの対策ということではなくて、先々のことも視野に入れながら制度として何か確立しておくということも、後々大切なのかなというふうに思っていますけれども、この辺のところはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね。町の産業をやっぱり維持するというか、こういった危機のときの対応というか、非常に世の中見えない時期も必ずありますから。特にこういう、町は農林業の盛んなところですから。やっぱり今後の施策として、町独自の米の米価対策ではありませんが、こういった危機のときの対策というものも今後の検討課題かなとは思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 片野一也君。 ◆2番(片野一也君) ありがとうございます。 これからの動向をしっかり見極めていただきたいとは思いますけれども、何度も繰り返しになりますけれども生産者が一番割を食うんですね。他の工業製品なんかであると、きちっと価格にも反映される仕組みづくりだとは思いますけれども、農業の場合はどうも物を上げればいいんだというようなそんなことではなく、市場の原理が働いてしまって、その市場の価格が町直売でも反映されるというような状況で、価格操作することができないというようなところだと思います。この農業、林業、様々産業ありますけれども、本町にとっての大切な産業、これから矢祭町が矢祭町であるために、継承をしていくために、町当局の細やかな支援策をお願いをいたしまして、以上で私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 2番、片野一也君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は13時零分といたします。 △休憩 午前11時45分 △再開 午後1時00分 ○議長(藤田玄夫君) 再開します。--------------------------------------- △鈴木敏男君 ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君、登壇願います。 持ち時間は60分ですので、14時零分までです。     〔9番 鈴木敏男君登壇〕 ◆9番(鈴木敏男君) それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 最初に、馬渡戸地区の共有地のその後についてですが、これは、前の町長である古張さんのときにもいろいろ質問しまして、何度もこの質問をしているわけでございますが、改めて、また再度質問させていただきたいと思います。最初に買い求めた方が亡くなったということで、これからどうなるのかというような心配もございまして、お聞きしたいと思います。 まず最初に、最初に買った方の最初の計画はどのような計画だったのか再度お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 当初、事業課のほうに相談に来られた際には、牛の牧場として利用したいということで来られたようです。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 牛の牧場、牛ですか。了解しました。 その後、いろいろと調査した結果、町のほうでも分からなかったようで、最初に産業廃棄物のダンプカーが動いているということで私が一般質問をしまして、それから町のほうでいろいろ対応していったというわけですが、前にちょっと見に行ったんですけれども、まだ完全には産業廃棄物が撤去されていないというような、トンバックにまだ残りが残っているような状況でしたが、その後どのようになっていったのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えしたいと思います。 前回お答えした際から、今、現状は変わっておりません。大型土のう袋にまだ産廃が詰まったような状態で、現地のほうに放置されているような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) その後、全然変わっていないというわけなんですが、その後いろいろ工事が行われまして、雑木林がなくなってしまって、山全体がはげ山になってしまったということで、今、雑草が生えているあんばいなんですけれども、そういう状況を町長は見に行きましたか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 以前、見には行ってきましたよ。 あれは、大子の業者が近くの山林を切っていたのかな。でも、あれは民地だというようなことで切っていたから、だから、ちょうど私はその議員のときで見学したのと合わせて、周りの木を伐採したというような経緯はありますね。 この前、滝川をちょっと見に行くときにも、また現場もちょっと見たんですけれども、フレコンが、その後の県の指導のままかな。フレコン4つか5つぐらい、ああいう鉄くずとかいろんな物が入って、だから完全にまだ整地はされていない状態ですから。だから、これ以上は、また県のほうから指導してもらうというようなことしかできないのかなという感じがしますね。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 県の対応を待っているということなんですけれども、今後、最初に買った方が亡くなってしまったということで、相続も多分していると思うんですが、そういう状況下において、どこまで把握しているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 担当課のほうに所有が移転したというようなことで連絡があって、その後、私に担当が来たときにはもう、現状のままではもう再開発とかそれはできませんから、まず原状に戻すというようなことですから、まだ中途半端な状態で終わっていますから。 だから、県の指導は、廃棄物をみんな除去しろという指導ですから、その後、ああいう状態のままの感じで、後は私のほうにはまだ連絡はないです。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういう状況下でございますので、ぜひとも県のほうに強く働きかけて、できれば町のほうで買い取っていただきたいと。そうすれば安心かなと思うんですけれども。 上に豚小屋がありまして、かなり水なんかも汚れておるわけでございます。その上に牛小屋などができますと、また家畜のふん尿でかなり川が汚れるという、滝川渓谷にもかなり影響があるんではないかというのを、ちゃんと分かってくれると思うんですが、そういうことで、今後、県の指導があって、向こうではもう要らないというようなことになれば、町のほうで買い上げるというような考えはありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 現在のところはありません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ですが、前町長のとき、道路を閉鎖するのにということで、いきなり1,300万をかけて追分の共有地を買ったわけでございますので、ぜひとも、その後に誰かが入るというようなことになりますと、またいろんな問題も起きてくるので、そこら辺は前もって役場内で協議していただきたいというふうに思います。 ですから、かなり広い面積ですから、利用価値はかなりあると思うんですね。この前、全員協議会で追分分校などを見てきたんですけれども、あそこを利活用しようというような考えは協力隊の方にはあるんでしょうけれども、あそこをどうのこうのというような状況でもないわけですね。 そういうことで、もしあそこで何かやろうとすれば、またその下のほうの土地もいろいろと利用価値が出てくるんじゃないかということで、ぜひとも町に対応していただいて、買い戻していただいて、あそこかなり広いですから、いろんなことができるんじゃないかと思います。山のてっぺんですから空気もきれいですし、そういうことで、観光目的に何かできるものか、そういうことが、今の段階では考えはないとは思うんですけれども、ぜひともいろいろと考えていただきたいと思います。 それから、その土地が、最後になって今はやっている中国企業に買われてしまったというようなことのないように、ぜひ町ではしっかりと把握していただきたいと思うんですが、どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 情報としていろいろ収集しながら、課題だと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで今後、前も、行政の怠慢とは言わないですけれども、私の一般質問から、その業者がどうのこうので始まったわけですので、ぜひとも町ではしっかりと対応していただきたいと思っております。 下のほうには本当に滝川渓谷もございますので、今の川の状態なんかもかなり悪いわけでして、ファームから流れる水と、あと馬渡戸から流れている水のちょうど合わさり目はご覧になったことありますか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 確認はしていません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 事業課長は。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 滝川渓谷のほうは歩いていますけれども、小滝川と言われるところですかね。     〔「いえ、違います」と言う人あり〕 ◎事業課長(古市賢君) そことの合流ではなくて、ですか。 すみません、申し訳ないです。滝川渓谷のほうは確認しています。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 馬渡戸の部落から滝川渓谷に降りていくところの上の川。 ファームから流れる川と、あと上から流れる川の丁字路なんですけれども、ご覧になったことございますか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) すみません、確認はしていません。 ◆9番(鈴木敏男君) 大抵は見ていないんじゃないかと思うんですが、各課長さんはいかがですか。 総務課長。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) 私のほうでは、現地のほう確認したことはございません。 ◆9番(鈴木敏男君) 教育課長は。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) 私もその場所については、ちょっと承知をしていないです。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひとも皆さんに見ていただきたい。 あそこの丁字路を見ますと、本当にこれが本当の同じ川なのかと思うような、ファームから流れているところは石が真っ黒けです。それで、馬渡戸の上から流れてくるのは白くてきれいな石になっております。そういうことですから、各課長さん、まだまだ年が若くて、ずっと課長を続けるわけですから、人事異動でいろんな、事業課にも回る人もおると思いますので、ぜひとも今後暇がありましたらば、見ていただければ幸いかなと思っています。 現状を見ると、かなりふん尿による被害は、こんなに悪いのかというようなことが一目瞭然で分かると思いますので、今後の町行政のいろんなことに関して、皆さんに一度行っていただければありがたいなというふうに思っていますので、ぜひお願いしたいと思います。 そういうわけで、この共有地の跡地については、間を入れないでいろいろとやっていただきたいと思います。前向きにお願いしたいと思います。ほかの人に、またいろんな人が買いあさるかもしれませんので、そういうことのないよう、入らないように1,300万をかけて町で土地を買ったわけですから、その1,300万を無駄にしないように、ぜひともお願いしたいと思います。 それでは次に、林業専用道路戸塚線についてですが、この道路設計はどなたが行ったのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 藤建技術センターです。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) それには、町担当の方々も行って把握しているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 業務委託を行いまして、完成については検査をして納品を受け取ったというところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、入り口とその先と舗装工事はやったわけなんですが、その真ん中に崩落の現場があって、そこは全然やらないで、何で前と後ろだけ舗装工事をやったのか。 崩落現場はなぜやらないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 崩落現場は、国道から見えるところの2期工事の箇所だと思いますけれども、こちらにつきましては、今年6月29日から7月13日にかけまして、167ミリの降雨量があったということで、切土法面から湧水が原因により崩落が発生をしました。その後も繰り返し崩落が発生し、土砂を撤去すると再度崩落の危険があるということから、2期工事から3期工事の設計変更での対応をすることといたしました。 これは、2期工事が事故繰越でございまして、金額の増額ができないということで、3期工事へ設計変更で対応するということにしたものでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) その後、どのような工法でやるのか。 手前に布団籠なんか積んであるんですけれども、勾配があまり急過ぎて、今後もまた崩落が起きるのかなというふうな感じで見てきました。その上に太い木がありまして、必ずあれは落ちてくると言うような方もおりました。「あそこが完成しても俺は絶対通らない」と言うような方もおります。そういうことで、どのような設計に持っていくのかお聞きしたと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) もともとは植生基材吹付ということで、ラス金網を張りまして、客土とともに5センチの種子吹付をする予定でございましたが、今回崩落ということがありましたので、カゴ枠工での施工に変更をしたいと考えております。 延長が6メートル、高さが4メートル、これはカゴ枠8段積みになります。これを3か所の施工ということで計画しております。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 布団かごで土留めは止まると思うんですが、その上ですね。 その上の土砂と木と、必ず落ちてくるんじゃないかと私は見ているんですが、あそこを回り道にするような計画はないんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 現在のところ、回り道というような計画変更はございません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) そういうことで、役場職員の皆さん、大学出の方々多いですので、そういう設計とか検査とか、そういう類いの資格を持っている方はおるのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 技術系の職員はおりません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) いないということなんですが、皆さん優秀な方で、そういう専門職の方もいてもおかしくはないんではないかと思うんですけれども、以前、グラウンドの脇の体育館ですか、あそこの体育館の工事をした方に聞いてみたら、鉄筋工なんですけれど、検査がざるだという、これならやりやすくて仕方がないというようなことを言われました。 そういう、やっぱり検査をする方が、しっかりとした検査ができる方がいればよろしいんですが、いまだにいないということなんですけれども、そういう専門職の職員を採用する気はございませんか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) そうですね、いろんな工事の現場、いろいろこれからそういうのがありますから、検査体制というのも、一般職員の、今ご指摘なんですが、今後そういう形で技術職というのも考える必要の時期があるかもしれません。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。 それで、大学出が必須でございますので、普通の大学ばかりではなくて、専門職の大学出た方がおれば、いろいろな場面で有効ではないかというふうに思いますので、ぜひ今後そのような職員を採用していただきたいと思うんですが、どうですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま申し上げたように、そういう時期が来るかもしれないときには考えてみたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 時期ではなくて、もう前々から、そのような方がいれば、もう少し、いろんなコンサルタントに頼まなくても安くできるわけでございますので、税金をいかに活用するか、そういうことを考えれば、一日も早い、そういう職員を採用していただきたいと切に思うわけでございます。 時期時期ではなくて、すぐにお願いしたいと。来年度から採用するのであれば、試験は受けるんだとは思いますが、その後面接があるわけですから、ぜひそのようなところを加味していただいて、ぜひ採用していただきたいと思います。 お願いをしまして、IP電話なんですけれども、ここに書いてあるように、うちに2回ほど来ていただいたわけなんですが、最初は、午前中に行きますということで、待って、その日は土曜日だったので1日おりました。ですが、妻にいつ来るのと言われて、午前中に来ると言っていたから来るんじゃないかと言ったんですけれども、午後になっても来なくて、いつまでも待っていられないからどうのこうのということで、その後電話があったんですけれども、じゃ、その後また行きますということで電話あって、2度目にも、その次は全員協議会がありまして、私が普通の、平日だったものですから、10時から12時までならいますよということで、「はい、分かりました。じゃ30分ぐらいで機械はそろいますので大丈夫です」と言ったんですけれども、12時半まで待っていたんですけれども来なかったということで。 いろいろ話を聞きますと、ほかの箇所でも遅いという、時間には全然来ないというふうな苦情がたくさんありまして、それで、どういうことなんだということで、町民福祉課長に聞きましたところ、1人で何件もやっているから容易じゃないんだというふうなお話もございました。そういうことで、どこの業者が、子会社もあると思うんですが、どこの業者が主でやって、あと子会社が何社ぐらい入っているのかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、請負業者のほうでございますが、東日本電信電話株式会社の宮城営業部福島支店のほうで請負業者ということになってございまして、その下に、大和電設工業株式会社ということで、こちらは、いわき市のほうの業者が入っているということでございます。さらにその下に、実際に現場に行く業者の方がいるということなんですが、ここの業者数については、ちょっと確認はしておりませんけれども、数社あるというようなことでお伺いしております。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) ありがとうございました。 それで、ここにも書いたように、いろいろと町民福祉課長にお話ししたところ、先日来ていただきまして、素早い対応で直していただきました。それで、平日だとあれなんですけれど、土日になるとやっぱり料金が違うということで、業者のほうも連絡取らないと土日はできないということだったんですが、それはそうなんですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 料金が違うという話につきましては、私のほうではちょっと確認は取れていないところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 鈴木敏男君。 ◆9番(鈴木敏男君) 業者のほうから、土日にやるときは料金が違うので、役場に電話しないといけないですというようなお話もございました。 そこはいいんですけれども、そういうことで、町民福祉課長から強く業者のほうに言っていただいて、この前は3時に来てくれるということで約束したんですが、3時前にはしっかり来て、高所作業車で来ていただきまして点検してもらったところ、うちの後ろ側のほうが何かカラスがつまんだみたいで切れていましたというような話でした。そういったことで直していただいて、高所作業車がやっているときに電話会社でも来て、「電話取付けに来ました」と言われたんですけれど、いや、まだ終わっていないから駄目だということで一時帰っていただいて、高所作業車も3時前から始まって5時過ぎまでかかってしまったんですね。これ大変だなと思って、これ何台もあるのかと言ったら、「いや、私1人なんです」ということで、1人で外線の作業をやったのではかなり本当に時間がかかるんだなと思って。現状を見まして、そうなんだと思って、やっぱり時間かかるなと思って、よく分かりました。 そういうことで、電話会社も来て30分ぐらいで取り付けていただいて、今はしっかりと聞こえております。今まで全然IPからは声は出なかったものですから、この頃は、なんかお客さん誰か来ているのかと思ったらIP電話でした。そういうことで、いろいろ業者の方も大変だと思うんですが、遅くなるときは電話1本でもいただいて、ぜひ、いち早く、一日も早く直していただきたいという思いでございます。 塙と矢祭とかなりありますから、数千件とありますので大変でしょうけれども、今後ともよろしくお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
    ○議長(藤田玄夫君) 9番、鈴木敏男君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 再開は13時35分といたします。 △休憩 午後1時26分 △再開 午後1時35分 ○議長(藤田玄夫君) 再開いたします。--------------------------------------- △大森泰幸君 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君、登壇願います。 持ち時間は80分ですので、14時55分までです。     〔3番 大森泰幸君登壇〕 ◆3番(大森泰幸君) 3番、大森です。 お疲れのところ、もうしばらく質問の時間で、コンパクトにできるだけ時間を短縮できればと思っておりますが、よろしくお願いいたします。 年末が近づきまして、心配なオミクロン株ということで、本当にこれからどうなるのかという不安も出てきているところでございますので、最初に新型コロナの対応策をお伺いしたいと思います。 まず、暮れから新年にかけ第6波の懸念される中で、東白川郡、矢祭町ではどのような対応を考えているか。具体的には、1番として、まずお聞きしたいのは、コロナワクチンの第3回目について、今の段階で分かる段階で結構ですから、予定はどうなっているかお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問の今後のワクチン接種3回目の予定についてということでございます。 新型コロナウイルスワクチン接種の3回目につきましては、今のところ18歳以上の方を対象に12月1日より、2回目の接種日終了からの接種間隔、原則8か月以上で実施することが決まっておるところでございます。現在、矢祭町におきましては、令和4年1月下旬から接種を開始できるよう関係機関と調整を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 一般的に、医療関係者は12月中ということがありますけれども、この医療関係者についてはどのようになっているでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) 基本的には、医療関係者も含めてそれぞれの市町村で接種を行うということになっているんですが、ただ、今ちょっとまだ分からないんですが、医療機関は、前回と同じように病院関係でそれぞれ医療従事者がやるということの話もありますし、あとは、市町村単位で接種会場でやるというような話もありまして、そこはまだ完全に決まっていないようでございます。 あくまでも医療関係者とか年齢とかは関係なく、8か月を超えた方から順次行っていくというような予定ということでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 医療関係者が前回の2回目までの間では、一般の高齢者よりも遅かったと。 そういう形でありましたけれども、その辺状況を見ながら、この東白川郡の町村会長でもあります佐川町長のほうでも、感染拡大防止、早期発見ということを含めて、コロナワクチンも併せて十分な検討をお願いしながら、実施していただきたいと思います。 そこで2番目ですけれども、早期発見に関わって、私もたまたま心臓の関係で、実際途中で心臓が悪いというのが分かったんですけれども、息苦しかったり肩が痛かったものですから、この状況だとコロナにかかっているのかどうかちょっと心配だなというのも、病院に行って診てもらう1日前ぐらいは非常に心配でした。 矢祭で発生していない段階で、さてどうしようかと思って、私の場合は大子の病院、そこにかかっていた経過もありますので、行ったら体温だけ測って、じゃ調べてみましょうということで、全然関係なく心臓だなというふうになりましたけれども、いろいろなケースで、いろいろな場合で、自分が一刻も早くというのを躊躇する場合があると思うのですけれども、こういう点で、PCR検査というのが、再度病院を移して南東北病院に行く場合には、もう一度来てくださいという前提で、1日前に、初診をする前に、夕方ですけれども、あしたの朝までに何とかしますという、そういうふうにやってくれという担当医師の話を受けて、午後の診療で検査をして、そして次の日診察して入院というような関係でありましたけれども、ほかの病気も含めて、一刻も早くということで、そういう点では、この関連機関との東白川郡の対応、矢祭町においては、そういう適切な、病状があるという場合には動きがあるんだけれども、心配な人も含めて、この年末年始にかけてどのように考えているかちょっとお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいまの質問にお答えいたします。 まず、PCR検査受けたいということであるならば、まずはかかりつけ医、自分が地元なり、周りのかかりつけ医か、または検査センターのほうに電話で問合せをしまして、それで順次診療を受けてもらうようになるかと思います。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) この点では、今、症状がないという場合、大子のほうでは、県外とかそういう場合には2万円ぐらいですかね。補助なしと。 ほかの楢葉とか南相馬だったかな、今日の民報か何かに出ていますけれども、無料にしていきたいという議会での対応の、一般質問に対する対応と書かれておりましたけれども、これ、いろんな状況があると思うんですけれども、ここで回答というのではなくて、ほかの市町村と鑑みながら、ぜひ気楽に拡大を防ぐためのそういう知恵を出して、今まで矢祭では、いろんな形で、出た場合でも出る前でも、さすが矢祭と言われるような評価を聞きながら、私もその町に住んでいるのでという思いで先ほど言ったようなことをしましたけれども、ぜひそういう配慮をしていただきたいなというふうに思っているところです。 それでは、続いて3番目ですけれども、これで一番引っかかってくる対応が、年末の場合、成人式ですけれども、成人式を実施するというのは聞いておりますけれども、実施に関わって、年末年始の対応はどのように考えておるかお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 議員ご指摘のように、令和4年の成人式につきましては、1月9日日曜日の開催を予定しているところでございまして、現時点におきましては、基本的な感染対策はしっかり講じつつも、例年どおりの規模での成人式の開催ができないかというふうに考えているところでございます。 具体的な年末年始の対応ということですが、現時点では感染のほうも落ち着いている状況ではございますので、具体的に何かするというところまでは考えておりませんが、実行委員会を通じて、成人式参加に当たっては、感染対策、こういったものを講じていくということ、それから年末年始に向けての感染状況の、場合によっては拡大しているような状況が見られる場合には、規模の縮小であったりとか、いわゆる懇親会的なものの中止、こういったものも検討できるように、柔軟な検討体制を講じて臨んでいきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 私の身近なところで、病院に入る場合、病院見舞いの場合でも、これ大変な思いで、検査ができていなければ、親族、親も含めて、県外、首都圏から来たときの対応というのに大変苦労しているようでございます。 それで、今どんな形か矢祭の中では分かりませんけれども、これも同じような形で適用できるのかなという1例を、私聞いたところをちょっとお話ししたいと思います。 私のかかっているところの大子町のある病院でのことでございますけれども、先ほど言った金額でPCR検査するんですが、午前中の9時ぐらいに行って車で検査をすると。そして午後には分かって、午後というか午前中のある時間で1時間ぐらいで分かって、それで病室に入ったりすることも病院の対応でできているところもあるということでございます。 そういう点から、ぜひ検討していただきたいのが、こういうことが今の現代の医療関係の中で、医療スタッフの問題もあると思いますけれども、それぞれ東白川郡、矢祭町においても、今進められている成人式に関わって、特段の配慮と、その時点で1日前の対応だったら、恐らく成人式の参加についてもそういう形でかなり感染拡大を防ぎながら成人式を行うこともできると思いますので、その辺、具体的な回答ではないですけれども、町長含めて町としての対応の見解を伺いたいと思います。特段の配慮ということで。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、大森議員の成人式を含めた年末年始の帰省、そして首都圏の往来の判断、PCR検査を含む検査体制ということで、規制に関しては、今、福島県、国の方針が11月19日に方針が出まして、飲食等やイベント等の移動の規制緩和がいたしましたので、それに準じて感染対策を講じながら、成人式の挙行というか、そういったものを考えた次第でございますが、検査体制としては、今のところ町で大子町のような医療機関の前の検査ということは今、本町、つまり東白4町村の中でも、外来センターのほうの検査体制ということで、各自でそういう町の体制は講じてはいないです。 今、外来センターの利用者もほとんどゼロで、ここ1年で大体8名ぐらいの利用者というようなことで、先日の町村会では、来年度はちょっと考える時期というようなことで、ちょっと利用者が少ないというようなことで、今、厚生病院のほうでも、もうPCR検査の体制をしておりますので、そういった形で進めていきたいとは思っておりますが、今オミクロンの、やっぱりこれ新型の変異株が日本でも3名発見されたということで、非常に世界中で今懸念されている新型コロナウイルスですから、その動向を見ながら、また、決して楽観とかそういう意味ではないですから、動向を見ながら、人の移動もやっぱりしなければ、経済活動もストップになっては、またそういう資本主義の中のあれがつくられませんから。 そういう体制を講じながら、町民にはしっかり感染対策のお願い、やっぱり基本的なものだと思うんですよね、マスク、3密、そういったものを避けてすれば感染は別に、コロナとやっぱり対応していかなければならないですから、決してコロナを敵というんじゃなくて、やっぱり共存するような思いで、町民、国民がいかなければ、なかなかこの感染防止というのは厳しいものになってくると思いますから、町民、国民のやっぱり理解というのが一番必要だと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 2番のところで、医療機関の関係でPCR検査機関の維持ということで、今、来年度はどうするかという話もありましたが、十分その段階での状況を総合的に検討して、安易な機関の取りやめというか、廃止というのをしないことを要望して、次に移りたいと思います。 それでは4番目ですけれども、国の現段階及び今後の生活支援策についてですけれども、各議員さんのほうからも質問が既にあり、今後もあると思いますが、国の支援策の今あるもので、例えば定額給付金とか持続化給付金とかいろいろ今までありましたが、まだ持続するよと、今年12月までぐらいは数日延びたよとか、そういうものがありましたら、まずちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 国の支援策で期間延長についてあったかというようなことでございます。結構多数あるんですけれども、その中で主なものについてだけお答えさせていただければと思います。 まず緊急小口資金、それから緊急小口資金等の特例、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金、それから住居確保給付金につきましては、来年の3月末日まで延長になったということで連絡が入っておるところでございます。それから、新型コロナウイルスに伴います傷病手当金、これは国民健康保険のほうですけれども、こちらのほうの支給についても来年の3月末日まで延びたということで連絡が入っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、新たな生活支援策ということで、今様々出ていますけれども、町の対応を含めて、まだ出てきていないんだけれどもこうしたいとか、こうするというような、ある程度話せる段階がありましたらお願いしたいと思っています。 それで、なんかクーポンだとお金がかかるけれども、町によっては現金にするとか、そういうことを考えて、町の持ち出しも含めて少なくしたほうがいいだろうという検討だとかもありますが、町としては、新たにこれから岸田政権で出されてこようとしている問題で下りてきている内容を、ある程度話せる内容がありましたらお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問にお答えしたいと思います。 新たな生活支援策ということで、国が出しているもので分かる状況で話してくれというようなことかと思いますけれども、今現在、国から入っております通知に基づきまして、簡単に説明させていただければと思います。 こちらの事業につきましては、令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業ということでございます。こちらは、先ほど議員さんからもお話がありましたけれども、児童を養育していく者の年収が960万円以上の世帯を除き、ゼロ歳から高校3年生までの子供たちに1人当たり10万円相当の給付を行うというものでございます。具体的には、子供1人当たりに5万円の現金を迅速に支給すること、そして残りの5万円相当分につきましてはまだ正確には、今報道とかはされているんですけれども、今のところはクーポンとか現金とかというお話が出ておりますけれども、そこは正確にはちょっと決まっていないようでございます。 ということで、支援事業については以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) その辺も全体的に一番いい方法を探っていただきたいというふうに、クーポン問題が非常に炎上しているというか、そういう話も出ておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 これから臨時の地方創生交付金など、今まで出てきましたけれども、もし追加が出てきた場合には、早急に対応し、要望を聞きながら対応していただきたいというふうに思うところでございます。これまでの議員さんの中で、農業関係者の問題や、いろいろ今後も各議員さん、この一般質問以外でも、関係団体、関係者からの年末から年度末にかけての要望もあると思いますが、その辺の対応の心積もりはいかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまの地方創生臨時交付金の追加があった場合についてのご質問でございますが、地方創生臨時交付金の事業計画等を当初出して、既に交付決定いただいている状況ではございますけれども、その事業内容が、交付決定額よりもかなり多い事業計画を町としては立てております。 ですので、もし追加の交付金等が入ってくるということであれば、そのオーバーしている部分の財源として、既に計画している事業の財源として活用させていただきたいというふうには考えておりますけれども、さらに追加の交付金があるということであれば、町民の皆様のコロナ対策支援等につながるような事業を迅速に計画して執行してまいりたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これまでも、それぞれのときに早めの予想を立てた、枠を拡大した対応をしていただいているということでございますので、それも実感しておりますので、ぜひ引き続き町の姿勢が伝わるように、私は途中で誤解していて、なぜこれは繰り越んじゃうんだと言ったら、いろんな令和2年度、令和3年度の予算と決算の関係だとかでご説明していただきながら、それも十分理解できるような段階まで来ておりますが、ぜひ町民にもその辺を分かりやすく説明しながら対応のほうよろしくお願いしたいと思います。 次に、タクシーの補助事業について。地域の交通活性化事業として協議会がありまして、その委員長というか、会長は副町長だったかと思うんですけれども、そういう対応の中で、町の来年度の方向も聞いたことでございますが、正式にタクシー補助支援事業、これはどうなるか、今の来年度に向けての町の方向性をお伺いしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) それでは、ただいまの質問でございますが、タクシー補助支援事業の来年度の方向性ということでございますので、お答えしたいと思います。 現在、タクシー補助支援事業の対象者は、矢祭町に住所がありまして、かつ居住している方で、後期高齢医療被保険者証を受給している方が対象になっております。後期高齢医療被保険者の受給者は75歳以上の方が対象でございますけれども、65歳から74歳の方でも障害のある方は対象になるものでございます。 タクシー補助支援事業につきましては、地域公共交通活性化協議会の中で、事業内容について決めてまいりました。7月の協議会の中では、対象者の年齢引下げについて要望が出まして、11月の2回目の協議会の中で、財政的な負担とか利用者数などによりまして協議した結果でございますけれども、令和4年度よりは、65歳以上の方や障害のある方、この障害のある方については年齢制限なしで助成の対象とすることということで決定をしたところでございます。 また、協議会の中で決まったことがもう1つございまして、助成券につきましては月4枚発行してあったんですけれども、それを6枚に増やすということも決定しておりまして、移動手段のない方々により多く利用していただけるように令和4年4月から実施したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) もう一回確認しておきますけれど、65歳以上は無条件でというふうに解釈していいですか。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) そのとおりでございます。 65歳以上の方が全員対象になるというようなことでございます。それから障害者の方に限っては、障害者手帳とか持っている方は、全て年齢制限なしで対象にするということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これは、例えば納税の滞納とか、そういうことでよく条件が変わるんですけれども、それについてはどうなっているでしょうか。 それは、もう関係なく65歳以上ということでよろしいですね。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) 納税の金額にかかわらず、全員その対象になるということでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) こういう問題については、できたら、私はたまたま別な高齢者の関係の協議会のところで要請されて同席の場でお話を聞きましたけれど、できるだけ議員の皆さんに、どこで聞いても早ければいいというものでもないような気もしますので、議員に徹底して、議員が皆さんのところに届けると。 私が抜け駆けするわけにもいかないなと思いながら、いいことは皆さんに、本当に議会として、町長の関係、町の行政の関係で宣伝していくと。町が全体としてやっていくというようなことができればいいのかなという感想を持っています。 ○議長(藤田玄夫君) 副町長、大串肇君。 ◎副町長(大串肇君) 大森議員の今の質問の回答の中で税金の話出ましたけれども、滞納者、これは該当にならないということになっているはずです。そういうことでご了解いただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そこで討論ではありませんので、これは問題かな、課題かなと。 今、担当の課長と、それから会の担当の副町長の意見が違っておりましたので、これは詰めていただくということと。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) ただいま私のほうでお答えしたのは、税額の金額に関係なく対象になりますというお話です。 それは、滞納金がどうのこうのという話はしておりません。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 町民福祉課長に申し上げます。 大森泰幸議員からは、税の滞納者についても交付するんですかという質問だったんで。 町民福祉課長、大森秀一君。 ◎町民福祉課長(大森秀一君) 申し訳ありません。 私のほうで聞き間違いでございました。申し訳ありませんでした、すみません。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これから、そういう問題について要望しながら、これは確定というよりも、そういう協議が行われて、それで、それを受けて町の最終決定がなされるということだと思いますので、引き続き、この場はこれで終わりにして、要望としておきたいと思います。 町民の中からも、この問題については、この不況下の中で、本当に誰一人取り残すことのないようにという声が出てきている中ですので、強く要望したいと思います。 次に、防災行政についてお伺いしたいと思います。 防災行政ですけれども、矢祭町防災の日、それから高地原橋完成、これがこの間ありましたけれども、どのように位置づけているのか。行政として、町民への責務をどのように考えているのかということで、この質問をさせていただきたいと思います。具体的には、防災の日の決定と高地原橋の問題についての位置づけをそれぞれお伺いしたいと思います。 最初に、じゃ、防災の日決定に関わってよろしくお願いします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) 今、大森議員の防災行政の中の防災の日の制定ということで、先月27日に高地原橋の開通式が無事終えたことを大変うれしく思っております。 当時、一昨年の19号の台風ということで、非常に本町を含め東日本に甚大な被害ということで、国民、町民誰もが防災に関する意識は持ったと思います。また、今年になっての静岡県熱海市の土砂災害というか、土砂災害で26名亡くなって、1名がまだ行方不明というようなことで、非常にこの防災関係、いろんな課題を残した災害ということも考えられます。 今後、この防災の日というのは、当然これは、我々町民の財産、生命を守る防災行政というのは、やっぱり町民の意識づけも、かなりこれは大事なことだと思いますから、年に1回こういう高地原橋を、完成を見ながらでも、やっぱりああいう当時の災害があって、一人一人がやっぱり努力して、防災に対する意識づけというのも大事なことですから、そういった思いがありまして、防災の日の制定というようなことも考えていました。 ちょうど今年は震災から10年ということで、東日本大震災、そして福島県の東電の原発被害ということで、11月ですか、城南信用金庫の主催というようなことで東京でシンポジウムがありまして、福島県から4つの市町村が参加しまして、やっぱり防災に対するそういう思いを参加者のほうに伝えてきたわけでございます。 また、請戸小学校の震災遺構ということで、先月11月2日の土曜日見てきました。 請戸小学校は、浪江町の太平洋から約500メートルの小学校で、当時2時45分ですか、地震があって3時半に避難というようなことで、非常に先生方と子供たちの冷静な判断と冷静な行動ということで、大平山までが約1.5キロの道のりを、先生もあまり地理に詳しくないということで子供たちが先導しながら、約87名の生徒、子供が避難、全員無事というようなことで、あの遺構を見ると、本当に津波の恐ろしさというか、大変な衝撃を受けたわけでございますが、10年前は、石巻市の大川小学校も2度ほど見てきまして、これはもう北上川の河口から約4キロが大川小学校ですから、4キロあって、これもなかなか、107名の先生と子供が亡くなったということで、非常に残念な限りというふうな。 避難する場所も、隣の校舎の裏山がもう高台になって、普通、訓練するとそういう高台で避難もしていたらしいですけれど、子供たちもそういった避難の中では、非常にやっぱり早く逃げなきゃというようなことで、先生にも伝えたというのが、なかなか伝わらないのも、これもやっぱり地域と学校、そして行政のやっぱり連携が常にできていないという、やっぱりそういう思いで。 なかなか太平洋というのは、今まで地震があっても、三陸海岸のほうは、もう大津波で歴史的にありますから、田老町とか、ああいう学校の中学校は、もう即座にすぐ避難したということがあって、やっぱり太平洋というのは遠浅ですから、あまり地震の津波の被害というような意識づけが少なかったとは言うんですけれどね。ずっと訓練はしているんですけれど、やっぱり一人一人の町民の、市民の意識づけがやっぱり欠けていたというのが、ああいう1,000年に1回の災害で、やっぱりそういう犠牲が出るということは、防災に対する常にやっぱり訴えるものも行政で確立しながら、やっぱり町民の生命を守るというか、そういった思いでこの制定をしたわけでございますので、今後、防災倉庫の確立というか、そういったものに調度品とかいろんな物をそろえながら考えてまいりたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、この問題に関わってですけれども、前回9月の一般質問で、ハザードマップに関わって第一次避難場所の質問をした際に、防災の日の設定という話がありましたが、矢祭町防災の日設定に関する規則というのが出されておりますが、私ちょっとうっかり、これがいつ出たのかなと思っておりまして、ホームページで見ますと、私が質問した令和3年9月14日、この時点で規則がつくられていると。 議会の最中のどの時間帯でどうなったのかは別として、そういうことですので、これはあれこれではなくて、今、町長の思いが分かりましたが、他の議員さん各位もいろいろあるかと思いますが、今後、第4条で防災倉庫に関わる管理については、これはいろいろ強化されるような内容がありますが、今、矢祭の現状を見ますと、もし、この前の高地原も含めて、いろんなところが、どういう地域か、高齢者率4割、そういう中で、自助、共助、公助という思いは分かりますが、まずここに書いておきましたように、その大前提であるような、やっぱり徹底した意識と、それから2番目に書いておきました、現状がこうで、今、防災強化のためには何が必要だというようなことも同時にやっていかなければ、これは大変なことになるなと。 地区でここに逃げてください、その判断は皆さんでということではないというのは重々承知の上で、こういう体制だけだと、今、人口比の4割が高齢者と、そして前回というか、19号の台風のときに消防団が駆け回って、もうここにいるよりも動いてくださいよと言って連れて行ったりしている、そういう関係の努力の中で出てきたと。 そして、続けて高地原の問題についても言いますが、ここの中で「事実経過の記録を」と言っているのは、やはり、本当にあそこに河川敷の工事をしている中でということも含めてなんですけれども、木材というよりも立ち木が流れてきて、それを見ていた人が、私は2度目の橋桁にぶつかったので、バーンとそれが崩落していくのを見たんだというような人もありまして、これは、こういう恐ろしさを含めて、みんなの努力と恐ろしさ、それについてぜひ記録しておいていただきたい。 そういうのを含めて、防災の日というのをこの規則の中で、思いは分かるんだけれども、本当に学校も含めて防災の日が防災の日らしくなるように、ぜひ高地原のこの完成までの流れ、それから消防団含めて各地域の人が努力したことを拾い上げながら、できれば私も、もしそんなことをなかなかできないようだったら、少しでもそういうことをお手伝いしたいなと、今から拾っていきたいなと思いながらいたところですので、その辺よろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 高地原橋復旧までの経過につきましては、先日の高地原橋開通式の際に皆様方にお配りしました資料にございます災害復旧事業報告のとおり整理をさせていただいているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) この問題では最後になりますが、ここに関わっては、やっぱり町民の目線で、被災者の目線でぜひ、こんなことがあったというようなのが、事業課の関わりだけじゃなくて、大概こういうことが起こったときに、学校の社会科だとか、それから総合的学習の時間で、そういうことで、それが町民にも使えるような、そういう内容でつくられていることが非常に多いんですね。 そんなことも含めて、金の額が一旦十何億、そして10月15日にそれを決裁して、そして3月9日の臨時議会のところでは、またそれが戻るというような形で急遽、一方では、実態調査を事業課長をはじめ、各部署の人たちが動きながら、恐らく当時の総務課長がこういう計算をして、県との間で金が下りてくる流れ、それをつくりながらやったんではないかと思いますので、せっかくそういう努力をしている中で、これらの教訓を、ただ何月何日にこうしたというだけではなくて、ぜひそれを付け加えた教訓的な内容ということを要望して、回答というよりも要望しておきたいと思います。 次に移らせていただきます。 2番目です。 防災に関わって、そういう点では、この大前提となるその状況を回復しておかなくてはならないのではないかと。まとめてということで、2番全部に関わってですけれども、この前の全員協議会で、9月のときの議会の合間であった中では、20年もかかるという話だったり、流域の水害が吐き出しされたりするので、それを久慈川に流れ込めない場合の問題だとかいろいろ出てきていること、それから、その他のところで、土砂の撤去の問題だとかいうのを大前提として解決しながら、この問題を、防災を考えなくてはならないと思っているので、これを強調しました。 そこで、ハザードマップの利活用という大前提のところで、今、大きくでいいですけれども、水害が起こらない、特に水害に限定しておりますが、起こらない山間地での森林の再生の問題を含めて、今簡単に、ちょっとコンパクトに答えていただければと思います。すみません、質問が長くて。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) まずは久慈川堤防整備についてですが、こちらにつきましては、今年8月2日に建設事務所主催で久慈川河川改修整備説明会を開催いたしまして、その中で、堤防が整備されれば、河川からの越水はありませんが、洪水時には、河川の水位が高くなれば久慈川の支流や、宅地側から入る水がストップするので、今までよりは浸水被害は減少すると思われるが、多少の浸水被害は発生するので地域の皆様方にはご承知おきくださいというような説明がございました。 住民の皆様方には、台風等で河川の水位が上昇しましたら、先ほど議員おっしゃったハザードマップを参考にしまして避難をしていただきたいと考えております。堤防が整備されるまでの間につきましては、河川の土砂等の撤去、県の管理する河川については県に要望しますし、町が管理する河川については計画的に土砂の撤去を行っていきたいと考えております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) ぜひ、これはかなり高いハードルで、その地域や消防団の判断だけではこれは大変なことになるので、役場の行政のリーダーシップは瞬時に判断しなくちゃならないということも含めて、強く強調しておきたいと思います。 ぜひ、その点を含めて、防災の日の意義づけ、今後の対応をお願いしたいと思います。 次に、土木行政についてお伺いいたします。 これは、この間349の拡張工事が進められ、そして、その説明の要綱が出されておりますので、その内容を見ました。 そして、それに関わるまず1番目です。 349と関わって、SMCの工場の工場長さんとニュータウン中山区の区長さんが、ぜひこれは町とこの関連機関に、この際要望して何とか信号をという話がありましたので、ああいう形で陳情と要望書が出されて、今回の12月の広報で出ているところでございますが、今後の方向についてちょっとお伺いいたします。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の349のSMCから来る信号の設置の要望で、11月22日にSMCの工場長と、あとニュータウンの区長と、そして大森議員が見えられて、以前一般質問でも、信号が必要だというのは私も心得て、現場も見てきて、非常に国道に出るのに、今の横断歩道よりももっと前に出ないと確認できないというのもしっかり確認してきて、カーブミラーの設置はしていただいたんですが、やっぱり信号機までというと、その当時、交通量とか、いろんな問題をクリアしていかないと信号機の設置というのは厳しいものがあるということも伝えられたんですが、再度、先月陳情が来ましたから、棚倉警察署に陳情に行こうと思ったら、担当の課が矢祭町に来ていただいて、その担当課が現場を見てきたというようなことで、再度考慮しながら、SMCとニュータウンのほうに回答をいたしますという返事をいただきました。 我々行政は、信号機設置に向けて今後も要望活動はしたいと思っております。なかなかやっぱり厳しいものもあるという答えがありましたから、そこをやっぱり、これから1年かけ、2年かけてもそういう要望を出しながら、検討していきたいと思っております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 設置に向けてということで、交通量も349そのものもかなり激しくなってきておりますので、ぜひ今の前向きな取組をさらに強化していただきたいと思います。 それでは、交通安全に関わって118号線の山野井カーブのところは、改修の早期の着手をということで、住民も含めて議会も含めて、いろんな形でこれは要望が出てきているところでございますが、今の段階はどうなっているのか、それをお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 山野井のカーブ区間につきましては、本年3月に計画説明会を開催いたしまして、カーブを外側に振ることについて地元の合意を得たところでございます。 今年度は、山野井カーブ区間の物件調査を実施するとともに、用地取得の促進を図る予定ということでございます。次年度以降は、さらに用地取得の促進を図っていくということで聞いております。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これは、担当の部署でも、県南土木事務所でも用地買収のところまでは入り切っていないというようなことのようですので、ぜひそこを強めていただきたいというふうに思います。 折衝がスムーズに進むような形で、まだ道半ばということでは、本当に危険な場所ですので、そういうふうに強く要望していただきたいと思います。 そこで、この山野井カーブを含めて、通学路での事故、これがある中でかと思いますが、今回の通学路点検に関わって、交通安全に関わる学校関係者の通学路点検の経緯と、それから、現時点では、その調査において何か所の指摘があるのか、町にはどのような形で届いているかお伺いします。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 通学路点検につきましては、千葉県八街市での事故を受けまして、国交省からの安全点検の指示があったこともあり、矢祭町でも独自に総点検を実施したところでございます。小学校PTAや、中学校生徒の協力を得て危険箇所の洗い出しを行いまして、その結果を教育委員会で取りまとめ、これまで対策が必要とされていた箇所に加えまして、新たに明らかになった箇所を加えた計12か所を危険箇所として特定しました。 9月28日に開催した通学路安全推進会議の席上において、関係者との対策協議を行ったところでございます。推進会議の中では、12か所全てについて対応策のほうを協議し、対策の可否などについて各道路担当部局から回答をいただくとともに、すぐには対応策が決まらない箇所については、引き続き協議を行っていくということを確認しているという状況でございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 今後、それぞれ議員のほうに、そういう内容についてぜひお知らせ願いたいというふうに思います。 じゃ、続きまして3番、公共事業、町道、農道、生活道路(私道)も含めてですけれども、着々修繕のほうは進んでいると思うんですけれども、区の要望に対応して、新たな区の要望も含めて町の対応をお伺いしたいと思います。 来年度予算編成への要望の窓口、これは、この道路だけに関わるというふうには限定できないとは思いますが、町民懇談会が未実施というか、できないという中で、どうしても多くの要望というのが、こういう土木事業に関わってが多いもので、ここに書いておりますけれども、ある町村では、すぐやる課というような感じで、課を設けているわけではないんですけれども、その要望を整理しながら、部署で整理していくと。陳情要望の類いで業務が滞ることのないようなことも含めてなんですけれども、要望は受け止める。それに関わっての対応は回答していくというようなシステム、そういうものが必要なのではないかということから、この質問をしました。 未実施の中で、土木に限定はしておりますけれども、そのほかも含めてですが、こういう対応は、来年度予算に関わってどうかというお伺いをしたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 本年度の陳情及び要望等につきましては、11月末現在でございますけれども、7つの行政区と2つの企業団体等からご要望等をいただいておるところでございます。要望対応窓口についてのご質問でございますが、次年度以降の予算編成に限定したものではございませんが、現段階におきましても、ご要望をお受けする際の日程調整等につきましては、自立総務課のほう、私のほうで対応をさせていただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) 大変お忙しい自立総務課長のところが実質的な窓口というか、そのように承りましたが、よろしいですか。     〔「はい」と言う人あり〕 ◆3番(大森泰幸君) どうもありがとうございます。 大変な忙しい中でということですので。それで、あるところによると、鮫川村なんかでは村長が聞く日を決めているなんていうこともありますが、いろんな対応があると思いますので、その辺も含めてよろしくお願いしたいと思います。そして議員の関わりと、直接区長、あるいは個の町民の要望というのをうまく町の来年度予算編成に業務が支障なく動いていただければということを期待しております。 さて、それでは教育行政についてです。 青少年の主張ということで、矢祭町の場合の教育について根幹に関わるような高校生の主張、これがありまして、矢祭に戻ってきたいという、言葉はちょっと違うかもしれないんですけれど、そういう町づくりを望んでいるというのがびんびん伝わるような主張がありました。本当に何とかこういうのに応えたいなと、一議員として、町の行政と各議員と一緒にこういう町づくりに関われたら、これ以上の喜びはないものだと思って質問したいと思っています。 町として、こういう高校生、あるいはこども園からずっと矢祭に住んでいると、本当にいいなと伝わるような町づくりのために、卒業式もなんか知らないけれどもマスク、成人式もなんかという、もう萎縮するようなことばかりしているので、ぜひ、今という答えではなくて、議員の方々にもいろんな意見、いろんなこういうところに対する発想も出ていますので、ぜひあらゆる角度から、懇談などがあった場合にはそれを集約しながら、取りあえず成人式あたりに、本当に感動させるような何かをというふうに思っているところですが、今の段階でそういう心積もりはどうでしょうか。 ○議長(藤田玄夫君) 町長、佐川正一郎君。 ◎町長(佐川正一郎君) ただいま大森議員の質問、大変私も、青少年の主張大会ということで、大森議員も出席していたと思います。 私もしっかり、高校生の町のため、未来のためというテーマで、やっぱり、かなりその発表者も運動のテニスの選手で、先日も結果報告とこれからの大会というようなことで、若鮎のチャレンジサポートの事業の中でしたんですが、非常にスピーチは感動したものがあります。というのは、私も昨年からずっと、一昨年も聞いて、やっぱり子供たちのスピーチ、そして成人式のスピーチ、かなり町を思う気持ちをしっかり捉えている青少年がいるというようなことに対しては、大変うれしく思っております。 私も、やっぱりそのスピーチを聞いて、その子は今どうしているのかなというのがあって、常に思いがあって、必ずたどりながら、今東京にいるとか、今高校3年生でいるとか、ちょっとそういう成長もやっぱり楽しみに私も見てはいるんです。あれだけの思った言葉を、やっぱりどういう成長していくのかなと楽しみながら、町に関わりたいという人も成人式の中での発表もありましたから、そういった方も今、役場職員となっておりますから、しっかりとその子供たちのスピーチというのは聞くべきだと私は思っております。 そして、今度こども庁が創設される中でも、子供の意見等を取り上げるというようなことも、今後のこども庁の役目の中に入っていますから、しっかり、やっぱりそういうときの思いが、自分が成人して町に関わるというのがどういう関わり方をするかというのが、これ各自が銘々違いますから。 ただ、あと今、町出身の大学生のウェブ会議というようなことで第1回目、これも第6次総合の中での一環として第1回目が始まって、今、大学生のウェブ会議を開いた結果を見させていただくと、やっぱり働く場所とか、だから多様なやっぱり職業の選択というか、これがありますから、なかなか行政としてもそういったものも、先ほどの一般質問の中にもありましたように、やっぱり働き方改革やら、そういう多様な職業の誘致ですね。そういったものも将来的にはやっぱりしっかり考えて、子供たちのそういった意見に応えるようなあれがあります。 今回の高校生の主張の中では、やっぱりスポーツを通じたつながりが欲しいという、やっぱり町の大会として、以前は体育祭というふうな大イベント、町挙げてのがあったんですが、今はもうなくなってしまってあれですから、何かやっぱりスポーツを通じた人間同士のつながりが欲しいというような趣旨での発表だと思っております。また、あと青少年が企画運営に関わるオンラインのイベントの開催というような、そういうこともおっしゃっていましたから、今後、やっぱり青少年だけの集まる機会を設けたような、そういうのも考えていきながら、地域に関わっていただきたいという思いはありますから、今回の青少年の主張の大会、大変私は有意義なものだったなとは思ってはおります。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) そういう中で、今、2番目ですけれども、教育の2番目でGIGAスクール事業に子供たちへの影響、教育はどのようになっているのか。 そういう事業により、子供たちの教育でいい面、プラス面、それから、ちょっと心配だなという心理面への影響など、ちょっと現状をお聞きしながら、次に委託業者が、それに関わりながらプラスの方向で、地域の電気店あるいは支援員の研修などが進んでいるようですけれども、この2つ、ちょっとまとめて教育課長のほうから質問に答えていただければと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 教育課長高橋竜一君。 ◎教育課長高橋竜一君) ただいまのGIGAスクール構想に関わるプラス点、マイナス点などございましたらということでのご質問でございますが、2学期から小中学校に1人1台のタブレットが配備されまして、活用が進められているという状況におきまして、教育委員会では、各校で「Google for Education」というサービスの活用を推奨しているとともに、AIドリルや授業支援アプリなんかの導入のほうの支援を進めているところでございます。 小中学校から聞き取りをしましたところ、学年ごとに幅はあるものの、タブレットについてはおおむね活発に活用されていると、こういう状況で、調べ学習であったり、習熟度確認テストなどのほか、課題の提出やプレゼンテーションなどもタブレットを使って実習をしているというような状況です。 心理面ということで、子供のそういったもの、心理面でのマイナス影響などをご心配されているかと思いますが、学校からの聞き取りですと、むしろ学習意欲については好影響を与えているというような意見が多くございまして、これまで紙ベースのテストだとやる気の起こらなかった子が、タブレットを使うことでモチベーションが上がってきたりとか、また、授業自体もこれまでとは違う形で先生が提供できるということで、こういった新しい形の授業に生徒たちの主体性、学習意欲の高まり、こういったものにつながっているというようなことでございました。 ただ一方、操作技術の差があるということで、そこで周囲のペースについていけずに劣等感を感じてしまう子供が出てくるのではないかということは、学校の教師の側からはちょっと心配事として述べられておりまして、こういったところについては、今後も注意深く観察していく必要があるのかなというふうに思っております。 あわせて、委託事業者の支援の状況ということでございます。 まず1点目としては、11月に地域内の電気店3社をICTサポーターとして委嘱をいたしまして、既に着任しておりますICTアドバイザーから、タブレット端末の初期設定の仕方であったり、端末一元管理ソフトの扱い方などについての技術的な研修のほうを含めた勉強会などを行っているところでございます。 ICTアドバイザーの関わりとしては、現在、週に3日間小中学校のほうに入って、先生方からの相談に答えたり、生徒たちの活用状況についてヒアリングをしたり、そういったものについて関わっていただいておりますが、学校からは非常に助かっているというような評価を得ているというところでございます。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) それでは、これは要望ですけれども、先ほど一般質問の中で、先生方が大変な苦労をして、これは単に教育長が不在であると、そこに空いている教育長の問題だけではなくて、様々な問題がある中で、私も経験の中で、本当に1年ごとに入れ替わりのある学校という、教員という職種の中で一致しながら子供に当たるというのは本当に大変なことだと思っております。 教育課長がサポートしていくのはもちろんですけれども、入り方が間違うと、私もあまりいい教師ではなかったので、一番大変だからここを持ってなんていったら自分自身が潰れて、あんな教員駄目だと言われかねないような状況の中で、泳ぎに泳ぎ切って何とかきましたけれど、親にすがったり、子供たちにすがったりいろいろありましたが、そういうのを含めると、入り方によっては優秀な指導主事ではあるけれども、もう指導主事さんというだけではなくて、もう心をゆったりできるような人が入るとか、この場にも議員さんなんか適切だなと思うような人も少なくないように見えたり、課長さんなども見えますので、もっともっと緩やかなそういう感じで、しかし、今進めているものを効率的に、教育の本質に関わったところでサポートできるという、進めている内容が実のなるように要望しておきたいと思います。 それでは、町づくりに関わって、そういう中で、一般行政としてですけれども、これは、ほかの議員さんも学校の跡地の利用について質問があるようですので、私は限定して、ここでは追分分校について質問したいと思います。 追分分校については、フィリピンのほうに行っていて、それで親子で帰って来た方で、親が元先生で、もう亡くなられている人ですけれども、それで、本人もそういう体験を含めた先生をずっとやってきて退職して、福島のあたりでいろんなところで要請されて、今でも授業の支援をしたり、講演をしたりしている方、下関のほうには妹さんもいて、今年なんかは夏あたりにあそこで地域の人と一緒に話せたらいいななんていう、そういう人も存在しております。 そういう中で、これは書いたことですけれども、必ずしも一致することではないんだけれども、私もそんなことがあったら、じゃ一緒にあそこで、集会所あたりでもやれればいいね、何かそういう人と何人か声かけたりしてやれればいいと思って、夏に行ってみて話したりもしたんだなんていうようなのを聞いている中で、この特別な思いを持った協力隊の方がいて、というのでこれを出したところです。必ずしもマッチングするとかどうかではありませんが、今、地域協力とまちおこしというのは、地域の中にあるそういう声が、ちょっとしたつながりを持たせるということができるようなところまで、山間地でも町の中でも起こっているような気がしてこれを上げたところです。 そういう点で、ここでは、これをやってくれということではなくて、もし地域の中で、そういう形で、コーディネーターではないけれども、やろうという動きがあった場合には、町としては相談に乗ったり、やったり、そして地域おこし協力隊との接点があったら、そういうことでもよく包括的に見ていくという姿勢があるかどうか、お伺いします。 以上です。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 協力隊員としては、追分分校を利用して何かをしようというよりは、地域の皆さんと一緒にイベントの企画や運営をしていくイベントスペースとして活用したいというような考えもあるようでございますので、そういう点がございましたら、協力隊と一緒になって運営について考えていきたいと思います。
    ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これは、それぞれの地域に関わっている議員さんも含めて、いろんな案があると思うので。たまたま私は、そういうのがあったのを紹介したということでございます。 それでは、一般行政の町づくりに関わりながら、ちょっとお伺いしたいと思います。 まちなかコミュニティ事業ということですけれども、これも何回か質問をしようと思っていてできない、議会を欠席した場合の質問の主要な内容だったりしましたが、前回もちょっと質問し、全員協議会でも紹介されております。 その中を見ますと、矢祭町交流人口拡大事業というのがメインなのかなというふうに思っております。この中では、「まちの駅やまつりを活用し、関係人口の関わりを持ちながら、広い意味での地域課題、地域資源の活用、PR、買物支援やマーケティングなどに地域で取り組む体制を整え、地域課題の発掘、解決ができる人づくり、地域づくり、場づくりを行う」と。 最近の委託事業者の中では、こういう形での人づくり、それをつなげていくということがあるんですけれども、今、私が見るに、これまでも何か事業課で声をかけたときの矢祭の魅力発信だとか、そういうことの集まりで参加してみると、矢祭人というか、商工会の方だとかが本当に積極的に何かやりたいという継続した動きがあって、そして、2年度、3年度になる中で、委託業者の動きが出てきているというような気もしてなりません。 それで、これ自体は決して間違いではないんだけれども、矢祭にもともとある矢祭の文化だとか自然を物すごく愛していて何とかしたいという、私は矢祭山のここ1、2年の開発というか、ほんの金を使わないでも、伐採をしたりしながら、魅力がますます増してきている矢祭山の状況、そして滝川渓谷の状況を見ていますと、ここにこそ矢祭の町づくりのエネルギーがあるのではないか。そして、この間も来る里の杜というか、ふるさとの杜ですか、どちらが正式なものか分かりませんが、90を過ぎた人たちがあそこに関わったり、伐採する事業に関わったりしているのを見ますと、ここにこそやっぱりもう1本の柱を立てるべきだということを思いまして、その比重というか、今後の町づくりでは、基本方向をこういう委託事業者だけに頼るんではないですよねと。やっぱり大本は、矢祭人ではないかという質問でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 事業課長、古市賢君。 ◎事業課長(古市賢君) 町づくりの主役は町民であることに間違いはないと思います。 そこでリーダーとして活躍している方、これをもっともっと増やしていきたいという考えで、今回のコミュニティ力向上事業で人材の育成であったり、発掘であったりというところを考えているところでございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) これは、まだまだほかから自主的な動きということが見えにくかったりしているんですけれども、あるということで、私たちも、そういう人たちをクローズアップするような議員としての仕事を皆さんしているようですので、声を届けていきながらと思っているところでございます。 それでは最後になりますが、これは投票区問題です。 矢祭町では、新たな投票区、投票所での総選挙を実施し、期日前投票により前回とほぼ同様の投票率となったが、該当地域を回ってみると、選挙期間中もそうですが、ここで要望を受けておりますので検討してほしいということで、ここに質問ということで書かせていただきました。 この中で、とりわけ書いてあるところについては、パブリックコメントというとなかなか声なき声じゃないけれど、あるんだけれど出せていないということもありまして、私も、今回の投票はいろんなことがあってもぜひ投票してくださいよというふうなことを言いましたけれど、恐らく選挙に関わっている陣営の方はぜひ投票してくださいよということも含めて、そして役場の投票所を減らしたことによるマイナスを少なくするというか、マイナスがないようにするという努力の中で、総合的な努力の中で、矢祭町では投票率がほぼほぼ総選挙に関わっては同じに近いということだったのではないかと思います。 そこで聞かれた内容をちょっと言っておけば、やはり今は大丈夫でも、高い年齢の人は大変だよな、自分もそうなったらという声も、なくなったところの地域で言う人もいました。今回はというような人もいました。年を取ると自分もそうなるからなと。でも今回は行くよというのが、そういう状況でございました。 そこで、投票日前に期日前投票に今回は行くよと言いながら、移動投票所があるといいんだけどなというふうな、これは、今回各地で定期バスの会場だとか、それを利用するとか、最初にやったのが島根県浜田市なんかで、市にあるハイエースを、レンタカーのようなあれですけれども、それをちょっと椅子を動かしたりして10万程度で改修して、1人、2人、10人ぐらいのところだと回りながら期日前投票と合わせて1時間、2時間と2日ぐらいで、そのなくなったところに持っていって、そして足が上がらない人については介助をしてあげながら、立会人2人と。そうすると、必ずしも地域の立会人ということで、地域の立会人が必要なのかどうかは問題あるんですけれども、よくその地域が分かっている立会人2人と、町の職員が4人と。いろいろ総選挙だとか何かで人数が増えたりなんなりすると、また問題は別かもしれないんですけれど、そういうところから出発したのが、現在はかなりいいなと。 それをテレビで見ていた人が、大学に行っている山梨かなんかだったかな、ちょっと違ったかもしれないんですけれども、テレビで見ていて、あれはいいねと。ああいうことも検討してほしいということがありましたので、ぜひ今後、私も選挙管理委員会にそういう声を直接届けたいと思っていますので、その辺について、今回は声が届いていないかもしれないんだけれども、そういうことについてご感想をいただきたいと思います。 ○議長(藤田玄夫君) 自立総務課長鈴木直人君。 ◎自立総務課長鈴木直人君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。 議員がおっしゃるとおり、本町における第49回衆議院議員総選挙の投票率は、矢祭町ですと74.77%で、4年前の前回が74.8%ということで、0.03%のマイナスということで、こちら人数に換算すると1.4人投票に行かれた方が少なかったというような状況でございます。ほぼ同様の投票率であったというように選挙管理委員会のほうとしては認識をしておるというような状況でございます。 投票区の見直しを行いまして初めての選挙ではございましたが、大きな混乱もなく、多くの方が期日前投票等をご利用いただくなどご理解ご協力をいただきましたこと、心から感謝を申し上げたいというふうに思っておるところでございます。 投票区見直しに伴う支援策等についてのご質問でございますが、移動投票所につきましては、こちらは投票区の再編に当たりまして、町の選挙管理委員会におきましても検討を行ったところではございます。ただし、二重投票等の不正な投票を防止するための新たなシステム構築等も必要になる。やはり移動投票所で投票をして、すぐ期日前投票所に行って投票するということも、投票録の紙ベースでの管理ですと行うことができてしまうというようなこともございますので、そういった不正投票を防止するための新たなシステムも構築をしなければならない。 やはり、そういったことであったり、先ほど議員のほうからは、立会人2名、あと町職員4名ということでお話を、対応する選挙管理委員会等の職員の人数等についてもお話がございましたが、当然そういったことでの新たな人員増ですね、職員等の配置の増というようなことも出てくるというようなことで、その再編を行うというときに検討した段階におきましては、移動投票所の導入については見送ったという経緯があるということでございます。 こうしたことから、総合的に判断をいたしまして、現時点におきましては、なかなか移動投票所の導入というのは難しいのかなというふうに今現在は考えておりますけれども、今後も、次年度以降も参議院選挙であったり、県知事選挙等ございますので、そういった投票状況等も注視させていただきながら、選挙管理委員会のほうとも共にそういった有権者のサービス向上といいますか、投票しやすい環境づくりのために対応してまいりたいというふうに考えておるところございます。 以上でございます。 ○議長(藤田玄夫君) 大森泰幸君。 ◆3番(大森泰幸君) もうほぼ時間ですけれども、念を押しながら質問の最後としたいと思います。 この後、国民投票を伴う国民審査という形での憲法の問題での投票なども急遽起こりかねない状況も報道されております。誰一人取り残されることなく、戦後、今日は海戦真珠湾攻撃ということで民報の放送でも出ていましたけれども、12月8日、二度と戦争はという、そういう声もある中での憲法問題が引っかかるような、そういうご時世にもなってきておりますので、ぜひ高投票率、そして今まで税金を納めながら町を支えていた山間地域の人たちが誰一人取り残されることなく、年を取っても選挙に、自分の近くでやってくれるような状況があるんだということを含めて検討していただくことを強調して質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(藤田玄夫君) 3番、大森泰幸君の一般質問を終わります。 これで本日の一般質問を終わります。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(藤田玄夫君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 なお、明日4日目、12月9日の定例会の開議は午前10時零分といたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午後2時55分          一般質問通告一覧表通告 順位質問者質問事項及び質問内容11番 藤井隆治1.教育行政について(町長) (1)教育長職務代理者の待遇について ①6月に教育長が辞職して以来、職務代理者が対応に当たっております。非常勤であるにも関わらず必要な行事には全て出席されますが、教育部門の中心にいるわけではありません。教育長職務代理者の報酬と教育長の報酬を伺います。 ②教育長が不在の今は通常の職務代理者とは全く状況が違いますので、教育長に事故あるときは名前だけでなく、それなりの待遇も必要なのではないかと思います。このままで良いとお考えなのか伺います。 ③報酬等を改正するためには、条例の改正が必要だと伺いました。今の職務代理者には間に合わないかもしれませんが、次以降の職務代理者には間に合うように、何とか改正していただきたいと思いますが、町執行部の考えを伺います。 (2)教育長の選任について ①組織トップの職務代理者に事故が起きた場合、代理者が欠員になってしまい、その場合の権限のおおよそが教育課長に移ってしまいます。これでは教育委員会の機能がうまく働きません。現在、教育長不在ということで、学校内で様々な問題が起きているようです。働く現場の先生方・保護者の立場から、相談できる、親身になって対応してくれる人がいないということです。保護者の目線、働く者の矢面に立ってくれるトップの指導者を切望しております。選挙で決められない人事案件は大変だと思いますが、子供たちのためという理念のもと早急に対応していただけないか、考えを伺う。 2.産業行政について(町長) (1)町工業と人口減少対策について ①近い未来に経済の低迷期から脱出し、日常が戻ってくることと思います。大きな企業が、都心を離れ地方で営業する流れも始まっております。当然、都心から近く、安い、平らな土地のほうが利用価値が高いので、企業はそちらを優先して探しております。幸いにも矢祭町は関東と隣接しており、常磐道へのアクセスも良くなることから、北関東地区は注目されております。また、人口減少を食い止めるには、女性が沢山いないと困難なため、女性がこの町から出ていかない方法、女性がこの町に働きに来てもらえる方法も同時に確保していかなければなりません。そのために、女性が働きやすい、女性にイメージの良い企業があると魅力的だと思うので、少しでも女性に明るいイメージ企業誘致も必要ではないかと思います。ただ、そのための企業誘致新設候補地の確保が先に必要であると思います。このような今後の町の工業部門の発展と、人口流出減少の歯止めとなる考えについて伺います。 3.土木行政について(町長) (1)橋の銘板について ①以前盗難に遭った橋の銘板は、恐らく帰ってくることは難しいと思いますが、銘板はあったほうが良いと思います。完全に剥がれないように溶接するとか、全く別な発想で、持っていかれても価値の低いアルミ製にするなど考えられますが、今後の町の対応を伺います。 ②橋の欄干やガードレールが汚れているところが多く見受けられます。現在の清掃状況と今後の計画を伺います。 (2)河川敷の利活用について ①現代では、昔のように久慈川で自由に遊ぶことができません。大水が出ても大きな被害にはならないように河川敷の平らな部分を増やしたり、自然の川石の部分を多くしたりして、美化できないかと思います。まずは、東橋~矢祭橋くらいまでのヘリポート周辺の再開発をしてはと思いますが、今後の町の展望を伺います。 ②今後、河川敷焼払いの是非についての議論もされてくる状況が考えられます。河川敷焼払いは、雪などの影響により延期されることがあります。焼払いをしないと、カメムシが沢山発生する被害はあると思いますが、この部分に関してどのような在り方が良いとお考えか伺います。 4.環境行政について(町長) (1)ゴミの投げ捨てについて ①路肩や河川敷等に沢山のゴミが捨てられております。空き缶等のポイ捨て防止に関する条例(正式名称略)により指導された実績を伺います。 5.観光行政について(町長) (1)町の観光大使について ①矢祭町出身の有名人に「あばれる君」がいます。今はNHKでも番組を持つなど幅広く活躍し、子供たちにも大人気です。かつて一世を風靡した東村山市のように、矢祭町を明るく楽しい町だということを全国に発信するために「あばれる君」に協力してもらうのはいかがか、考えを伺います。 ②そのことにより、観光客が多く訪れることが予想されますので、同時に観光客がお金を使ってくれる道の駅等の施設のさらなる充実を希望します。人口が減少しても対応できる体力の付け方を考えていかなければならないと思いますが、町の考えを伺います。22番 片野一也1.一般行政について(町長) (1)令和4年度に向けた重点施策の見通し並びに予算編成方針について ①3回目のワクチン接種など、依然としてコロナ対策に追われている中ではあるが、町政の更なる発展に向けて取り組むべき課題も山積している。第6次町総合計画2年度にあたる令和4年度に向けて、これまで町長からも明言のあった重要施策である東館駅周辺整備計画に加え、道の駅整備構想、デイサービスセンター移設計画、更には役場新庁舎の建設計画など、町民に対し具体的に方針を明示し初動する段階と思うが、考えを伺う。また、これらに伴う令和4年度予算編成にあたっての町長の施政方針の一端を併せて伺う。 (2)関係人口創出、定住人口拡大策の取組について ①関係人口の創出、とりわけ定住人口の拡大は、年々減少する町の人口動向に鑑みて、町が存続していくための最大の課題であることは言うに及ばず、町長も施政方針において重点策に掲げておられる。予算的には、まちなかコミュニティ向上事業の基本調査、計画策定ということで実施されているが、当該事業の詳細と現状、並びにその他対策の総体的な取組みについて伺う。 2.産業行政について(町長) (1)原油価格の高騰によるイチゴ、花卉生産者等、経費増大する産業の支援策について ①米価格の大幅下落により米の生産者は大きな打撃を受けているが、追い打ちをかけるように、原油価格の高騰により、重油による温度管理の必要なイチゴや花卉などハウス栽培生産者の経営を圧迫している。また、石油に由来する農業ハウスの資材やパック、更には運送費なども値上がりが予想されていて、原油価格の先行きに対する不安は尽きない。一方で、生産コスト増イコール価格転嫁とばかりにはいかないと聞くに及び、一番に負担の大きい生産者に対する支援策が急務と思われるが、対応を伺う。また、原油高が町の産業全体へ及ぼす影響と対応も併せて伺う。39番 鈴木敏男1.環境行政について(町長) (1)前馬渡戸共有地のその後について ①産業廃棄物の処理をした最初の所有者が亡くなったと聞くが、その後の所有者は把握しているのか。また、今後の利用目的について把握しているのか、町としての考えはあるのか伺います。 2.土木行政について(町長) (1)林業専用道戸塚線について ①崩落箇所は、今後どのような設計変更になるのか。また、その後工事費用はどれくらいになるのか伺います。 3.一般行政について(町長) (1)IP電話の交換について ①一度交換に来ていただいたのですが、午前中の約束でしたが来ていただいたのが午後3時でした。二度目は10時~12時の約束でしたが、12時半まで待っても何の連絡もなく来ていただけませんでした。他の人に聞いても遅いということでした。町ではどのような対応をしているのか伺います。43番 大森泰幸1.健康福祉行政について(町長) (1)年末年始の新型コロナ対応策と町民支援について ・暮れから新年にかけ、第6波が懸念されているが、東白川郡、矢祭町としてどのような対応を考えているか伺う。 ①今後のワクチン接種(3回目)予定はどうなっているか。 ・医療関係者・高齢者・64歳以下・学校(高中小)こども園 ②早期発見、感染拡大、クラスター対策(学校・施設・事業所)、PCR検査機関の維持、医療機関との連携が必要と思うがどうなるか伺う。 ・東白川郡、矢祭町、塙厚生病院、保健センターとの連携 ③令和4年1月の成人式実施及び年末年始についての対応策を考えているか伺う。 ・成人式実施にあたっての町の基本的考えと特別対策 ・年末年始の帰省、首都圏往来可否の判断、PCRを含む検査体制 ④国の現段階及び今後生活支援策はどうなっているか伺う。また、町としての全町民に配慮した追加支援を要望する。 ・国の支援策の期間延長について(期日) ・新たな生活支援策(対象、額等) ・地方創生臨時交付金(追加)等の場合は早急対応を要望 ⑤タクシー補助支援事業の年齢引き下げ要望はどうか伺う。(来年度) 2.防災行政について(町長) (1)町民の安全安心な防災事業について ①矢祭町防災の日と高地原橋完成をどのように位置付け、行政として町民への責務をどのように考えるか伺う。 ・防災の日決定に係る経過(役場内)、今年度実施内容 ・高地原橋(旧橋落橋~新橋)完成への事実経過の記録化 ②新ハザードマップ利活用の大前提となる町の防災対策について伺う。 ・久慈川堤防完成までの課題(20年との話)流域の水害 ・久慈川中洲、田川、小田川他の川の定期的土砂撤去 ・砂防、茗荷、追分等山間地崩落防止、森林再生事業 3.土木行政について(町長) (1)土木事業と交通安全対策について ①国道349号線拡張、118号線(山野井カーブ)改修事業と交通安全対策について伺う。 ・国道349号線拡張の進捗状況と地域、SMCからの信号設置についての陳情への見解を伺う。 ・国道118号線改修事業は、どういう段階か、町は把握しているか。 (設計、測量、見積で、買収折衝は来年以降との話もあるが) ②今回の通学路点検に至る経緯、現時点で危険箇所の指摘は何か所なのか伺う。 ・今年度の対応と具体策(事情によりできない場合の対応) ③公共事業、町道、農道、生活道路(私道)修復等各地域の声や区の要望が町には届いているか伺う。 ・来年度予算編成への要望対応窓口設置(町民懇談会未実施)(各区への町長対応日等設定の検討、要望対応システム化) 4.教育行政について(町長) (1)青少年の主張と矢祭町の教育について ①青少年の主張の高校生の町への提案(町づくり)についての見解を伺う。(矢祭町に戻ってきたいと思う「町づくり」) ・高校生、子供たちの夢が膨らむような「町づくり」を町民と共に進められないか。(卒業期、成人式を含め) ②GIGAスクール支援授業により子供たちへの教育はどのようになっているか伺う。 ・機器活用と児童、生徒の学習意欲、心理面への影響 ・委託業者の支援事業の現段階(地域電気店業者、支援員個人研修) 5.一般行政について(町長) (1)町づくりについて ①11月に旧小学校、追分分校跡地の現地視察を行ったが、町長としてそれぞれに特別な位置付けがあるか伺う。
    ・追分分校については、地域おこし協力隊員の企画構想活動に、今後町としてどのように関わることになるか。(分校体験者、追分分校の先生、本人元先生の80歳語りもある。当面、校庭整備、集会所活用のお話会も可) ②「まちなかコミュニティ事業」のCSV委託内容は、今後の町づくりの基本方向にもなるのか伺う。 ・委託業者の目標は人材育成とあるが、町の見解を伺う。 ・商工会や観光協会で矢祭山の魅力発信、開発事業、行事などで地域の人々が生き生きと活動していると思う。矢祭人への共感信頼が最大の町づくりの視点ではないか。(滝川渓谷・滝川の里、来る里の杜等に係る人々、各地域) ③矢祭町では新たな投票区(投票所)での総選挙を実施、期日前投票により前回とほぼ同様の投票率となったが、該当地域で要望を受けたので検討してほしい。 ・年齢が高い人は大変と言い、年を取ると困ると言う人がいた。 ・期日前投票をしたが、移動投票所も検討してほしい。 (交通弱者支援の利便性向上、バス等で) ・国民投票を伴う選挙の場合、有権者の高投票率が重要...